2012年頃から運営が休止されていた長野県内にあるオートキャンプ場「やすらぎの森オートキャンプ場」で、森づくりがいよいよスタートします!地域に残された資源、そこに息づく命を“宝物”として捉え、活動に携わって下さる多くの方の“想い”を詰め込んだ、世界に一つだけのキャンプ場をつくっていきます。
その大きなポイントとなる“森”ですが、将来的には森の中で読書ができたり、焚火ができたり、キャンプができたり、、、としたいことがいっぱい。
何年も放置されてきた森が、これからどのように生まれ変わっていくのか、その様子を継続してお伝えしていきたいと思います。
今回はこの森の整備をするために、私たちBiotop Guildが調査した時の様子を皆さんにご紹介します。

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調査した日は快晴で、アキアカネの群れが私たちを出迎えてくれました。

森の中には、良い香りのするクロモジやサンショウ、実や枝に油分を多く含むことから昔は薪炭などに使用されていたアブラチャン(こちらも良い香りがします!)が生育。今後この植物を活用したプログラムを色々とおこなえそうです♪

また、ニホンアマガエルやホコリタケ等も見ることができました。

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アブラチャン
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ニホンアマガエル

現在の森はカラマツやコナラが多く生育していますが、長年放置されてしまったため倒木が多く、また木々が密生しているため光が十分に届かず生育状況があまりよくない樹木が多いのが現状です。

安全性や樹種のバランスを見ながらどの木を残していくか等を相談していきましたが、森は長い年月をかけて自然が作り上げた大切な場所。一気に作業を進めるのではなく、まずは森の現状を調べ、下草を刈り、倒木を除去し、その後木の生育状況や樹種・樹形をみながら森の中に光が入るように間伐作業をしていく等、段階を踏みながら少しずつ着実に作業をおこなっていきたいたいと思います。

ゆくゆくは、森の管理ででた材を無駄なく活用していくためにキャンプ場の雰囲気にあったエコスタック(生きもののすみか・隠れ家)づくりをおこなったり、森の中に憩いの場としてのファイヤープレイスをつくたり、ティピを立てて夜の森でお酒を飲みながらゆっくりできる場所などをつくっていきたいです!

まずは、次回森の下草刈りとドッグランづくりをワークショップ形式でおこなっていく予定です。

キャンプの楽しさ、日本の自然の魅力を体感しながら、私たちと一緒に活動してみませんか?

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