【ドルフィンスイムは野生のイルカと自然が相手】
ドルフィンスイムのガイドを始めて、今年で3年目になります。

この夏も御蔵島へ多くの方が来島され、ドルフィンスイムツアーに参加されましたが、初めて参加される方がいる時は、少しでもイルカの魅力を伝えられたらと思っています。

海底を移動中
海底を移動中

ただ、相手は「自然」と「野生のイルカ」なので、思い通りにならないこともあります。
船上でイルカを見つけて、我々ガイドの合図ですぐにエントリーしても、水中が濁っていて姿がよく見えなかったり、エントリーしたと同時に、イルカたちが向きを変えて離れて行ったりすることがあり、がっかりされる姿を見ることがあります。「自然が相手なので」ということを、初心者の方に理解してもらうのは、難しいです。

ですが、黒潮が届いて水温が高く、透明度も抜群で、人間が疲れ果てるくらい長い時間、イルカがくるくると回って遊んでくれることもあるので、 「船を出して行ってみないとわからない」のが、このアクティビティの魅力だったりします。
こういう楽しみがあるからこそ、泳ぎ疲れてヘトヘトになっても、またイルカに会いたくなって御蔵島を訪れる方が多いんです。

【ドルフィンスイムで気をつけてほしいこと】
そんなドルフィンスイムで、 ゲストの方に気をつけてほしい事は、 「イルカの気持ちを考えて泳ぐこと」です。
楽しいドルフィンスイムですから、つい夢中になってしまうこともあるかもしれませんが、イルカを追いかけ過ぎてしまったり、 睡眠の邪魔をしてしまうような行動がたまに見受けられます。

例えば、イルカが群れになって片目を瞑りながら泳いでいるときは寝ているサインなので、 近寄りすぎず、遠目から観察してあげてください。

横一列でゆっくり泳ぎながら睡眠中のイルカ
横一列でゆっくり泳ぎながら睡眠中のイルカ

最初はイルカの生態や行動がよくわからないと思うので、私たちガイドが事前にしっかり説明し、いつまでもイルカと泳げる御蔵島であってほしいです。

絡み合い(オス同士で交尾の練習、遊びのようなこと)をしているイルカたち
絡み合い(オス同士で交尾の練習、遊びのようなこと)をしているイルカたち
浮いていたビニール袋を胸ビレや尾ビレに引っ掛けて遊んでいる
浮いていたビニール袋を胸ビレや尾ビレに引っ掛けて遊んでいる
カメラに興味を示したのか、目の前で立ち止まった個体(口は開けているが、威嚇しているような感じではなかった)
カメラに興味を示したのか、目の前で立ち止まった個体(口は開けているが、威嚇しているような感じではなかった)

【利島から御蔵島のガイドへ】
私は専門学校卒業後、ガイドの仕事をする為に、千葉の実家を離れ、同じ伊豆諸島の利島へ移住しました。
親には社会人1年目でいきなりの島暮らしを反対されましたが、私自身は新生活に対して不安もなく、実際に生活してみて困ったことは特にありませんでした。
というのは、人口300人ほどの小さい島なので人の温もりを常に感じ、 都会を離れて生活する事で都会の良さがわかったりと、いい事ばかりだったからです。

利島の桟橋からみた朝焼け
利島の桟橋からみた朝焼け

利島には、スーパーや外食できる飲食店は一切ありませんでしたが、 必要最低限のものは農協や商店で購入する事が出来たので、親元を離れて最初にこういった経験が出来て良かったと思っています。

御蔵島と利島の大きな違いは、 御蔵の商店は利島に比べ、品揃えが豊富なこと、飲食店があること、観光協会があるので島でのイベントが充実していることです。
島暮らしをしているとどうしても、 好きなアーティストのライブには行けないし、 家族や地元の友人に会いたくなりますが、 島での生活やガイドの仕事が嫌になった事は今まで一度もありません。

釣りをして遊んだ休日
釣りをして遊んだ休日

生活は基本のんびりしていますし、 海へ行ってもイルカと泳ぎ(勝手に)癒されているので、島暮らしを始めてからの3年間、ほぼノンストレスの毎日です。

私はこのライフスタイルが自分に合っていると気付けたので毎日楽しいです! 魅力いっぱいの離島でこれからも生活を続けられたらと思っています!

真冬にみた御蔵島の星空(天の川)
真冬にみた御蔵島の星空(天の川)
海洋系の専門学校を卒業後、伊豆諸島の利島でドルフィンスイムガイドの仕事に就く。 現在は利島から御蔵島に移住し、ガイドの仕事を続けながら、のんびりとした島生活を送っています。 オフシーズンには、趣味の島旅とスノーケリングをして楽しんでいます♪

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