株式会社ストラタシス・ジャパンの皆さまが信濃町ノマドワークセンター(長野県)を利用した実体験をもとに、ワーケーションについて語る全5回シリーズの最終回。

第1回目:なぜ、今ワーケーションなのか。リモートワークの次の働き方を見据えて。
第2回目:日本各地のワーケーション施設から「信濃町ノマドワークセンター」が選ばれた理由とは?
第3回目: 働く場所で人が変わる。ワーケーション中の社員の変化。
第4回目: ワーケーション終了後に気がついた、コミュニケーション・自然・食の大切さ。

北アジア統括人事本部長の斉藤様は、ワーケーションという新たな働き方の導入によりさまざまなシナジー効果が期待できると言います。信濃町ノマドワークセンターの今後の利活用も含め語っていただきました。

アジアパシフィックジャパン
北アジア統括人事本部長
グローバルHRビジネスパートナー
斉藤 良美 様
企業として、本当の意味で自由度の高い働き方を模索しているように感じます。

リモートワークに対する企業の考え方はさまざまですが、弊社の場合「リモートワーク=在宅勤務」という考えは持っていません。社員を管理することはせず、自己責任としています。1日を通して何をやるのも、どの順番で仕事をするのも本人次第。1日、1週間、1カ月という単位で、どういうアウトプットを出していくのかは社員に任せています。

人は皆、「自由を与えられれば与えられるほど自由な発想が浮かぶ」と考えています。自由になると、好きなことや、やりたいことが目標や夢としてはっきりと思い浮かびます。リモートワークの次のステージに進むためにも、そこを社員全員に気づいてもらいたいのです。

人事部長の立場から、こういった働き方は採用活動にプラスに働くとお考えですか?

非常に有効だと考えます。最先端技術を取り扱う弊社は、非常に高いコミュニケーション能力を求めているため、新卒一括採用はしていません。ですが、福利厚生を充実させ、これからの若者たちに”自由”を提供する必要性は非常に大切だと思っています。

リモートワークの次のステージを考える中で信濃町ノマドワークセンターへ来ていただきました。今後も継続したいお考えはありますか?

あります。社内アンケートでもポジティブな声が8~9割。今後はシリーズ化していきたいと考えています。今回、社員を2つのグループに分けてワーケーションを実施し、各グループの滞在期間は2泊3日でした。それでは短すぎるという意見や、グループ分けをせずに全員で1週間過ごしたいという意見もありました。自然の中で仕事をする体験をより深く理解するには長期滞在が必要なのかもしれません。

また、(同じ敷地内にある)やすらぎの森オートキャンプ場に家族も連れてきてテントを張り、そこからノマドワークセンターへ出社するのもいいな、という声も。

法人として対価を払う以上は、それだけのものを提供してもらうことが大前提です。ノマドワークセンターは本物です。ブームに乗じたワーケーション施設ではありません。月単位で借り上げ、周囲のアパートなども借りてノマドワークセンターで仕事をするようにすれば、色々な意味でシナジー効果を生むと思っています。

長期利用によるシナジー効果

今後も、ノマドワークセンターを有するNature Serviceのように先を見ている企業とタイアップし、新しい道を切り拓いていきたいですね。ノマドワークセンターとは本当にチームだと思っています。

(聞き手:網野葵、菊地薫)

編集後記

「ノマドワークセンターとは本当にチームだと思っています。」この言葉に思わず胸が熱くなりました。

日本は都市集中化が進み、人工物に囲まれた生活により創造性や集中力を欠き、ストレスを抱える毎日を送っています。しかし、それをどこかで仕方ないと思っている人たちが多く、その解決策の選択肢に”自然の活用”という発想がありません。一方の企業は、従業員の労働生産性の低下、メンタルヘルスの問題などによる人事課題を抱えています。

こういった日本の社会課題の解決に自然を活用し、豊かな自然を抱える「地方」と「個人や企業」の架け橋となる、それがNature Serviceの存在意義の1つです。今回、斉藤様のインタビューを通して、私たちは、360度森に囲まれた信濃町ノマドワークセンターの存在価値を再認識することができました。ストラタシス・ジャパンの皆さまと長野県信濃町の豊かな自然をつなぐ架け橋となれたのであれば、大変光栄です。

信濃町ノマドワークセンター

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