小笠原のダイナミックな自然を体で感じよう! 旭山編
滞在三日目。
小笠原の海を体感したのなら、今度は山です。
1861年、咸臨丸に乗り来島した幕府巡検隊が日本国旗を立てたとされる旭山。この山の頂目指してアタックを開始しました。
うねうねと根を伸ばすタコの木が異世界へと誘う小笠原の森。
どこかでウグイスが鳴いています。
ホーホケ ホーホケ
あれ?
ホーホケ ホーホケ
「キョ」は言わんのかい!
どうやら小笠原のウグイスは、歌があまり上手ではないようです。
というのは小笠原の動植物は競争相手が極端に少なく、強くなくても子孫を残せる環境にあるのだとか。
だからウグイスは「ホーホケ」だけで嫁をゲットし、食うに困らずのびのびと子育てができるのだそうです。
なんとも羨ましいのやら悲しいのやら。
旭山探検隊は、小笠原固有の鳩「アカポッポ」の影に怯えながら30分にもわたる険しい遊歩道を行き、そしてようやく旭山山頂を落とすことに成功しました。
ドローン(DJI Phantom 2 Vision+)で撮影された、大自然の映像はこちら!
小笠原諸島 父島 2015 from MPO Labs. on Vimeo.
まとめ
遥か南の海に浮かぶ小さな島々には、人間の手がほとんど入っていない本物の自然がありました。この島々が体感させてくれたすべての出来事は、きっと人生の財産になるはずです。6日に1便、片道25時間半と、簡単に行ける場所ではありませんが、だからこそ得られる感動が小笠原にはあります。ぜひ一度、訪れてみてください。
小笠原の旅が気になった方は、まずは小笠原海運さんのWebをチェックしてみましょう!
東京都豊島区生まれ、豊島区育ち。日本大学芸術学部文芸学科卒業。企業広報ライターとして制作会社に入社した後、29歳で独立。現在フリーライターとして活動しながら、海の見える町でマリンライフを楽しんでいる。