キャンプ大好き♪ 管理栄養士の加藤です。
ソロキャンプ、ファミリーキャンプ、グループキャンプと人数によって作る料理をそれぞれ楽しめるのがキャンプの醍醐味ですが、特に大人数のグループキャンプの時って何を作ろうか悩む人が多いのではないでしょうか?
そんな時にオススメしたいのがみんなでワイワイと楽しくつまめる「そば巻き寿司」です♪手軽にゆでそばを使用するので、ご飯をたくさん炊く必要もありません。いつものキャンプ飯とは違う特別感があり、つけダレにもこだわって最後までおいしく食べられるパーティー向けな1品となっていますので、ぜひお試しください。
あなたはこってり派?それともさっぱり派?2種類のつけダレでおいしい♪楽しい♪具だくさんで牛ぎゅう詰めなそば巻き寿司
このレシピの最大のポイントはおいしい2種類のつけダレです。
わさびをマヨネーズと混ぜ合わせた、コクとさわやかさのあるわさびマヨダレは牛肉入りのそば巻きと相性抜群♪もう1つはさっぱりといくらでも食べられてしまう大根おろし入りのつけダレです。2つのまったく違う味わいのタレで飽きることなく最後まで楽しむことができます。
材料(2本分)
- ゆでそば…2袋
- すし酢…大さじ1.5
- 焼きのり…2枚
- 牛こま切れ肉…200g
- ★こいくちしょうゆ…大さじ2
- ★砂糖…大さじ2
- ★酒…大さじ2
- ★水…大さじ2
- ★しょうが(チューブ)…2cm
- きゅうり…1本
- にんじん…1/2本
- 厚焼き卵(市販品)…1パック
(つけダレ)
〜わさびマヨネーズ〜
- マヨネーズ…大さじ3
- わさび(チューブ)…2〜3cm
- しょうゆ…少々
〜おろしダレ〜
- 大根…5cm輪切り(おろしておく)
- めんつゆ(ストレート)…適量
- 七味唐辛子…お好みで
作り方
- フライパンに★の調味料を入れて沸騰させます。そこに牛肉を入れて、時々アクを取りながら煮汁がなくなるまで煮詰めていきます。
- きゅうりとにんじんはせん切りにして、厚焼き卵はスティック状になるように切っておきます。
- 沸騰した湯にそばを入れて麺をほぐします。再び沸騰してきたらザルにあげて流水で洗い流します。
- 3にすし酢を回しかけて和えておきます。
- 巻きすの上に焼きのりを広げ、4の半量を奥側1cmほど空けて広げます。
- そばの中央あたりに1、2、3の半量をのせたら、巻きすの手前から巻いていきます。
- 巻き終わりを下にしてしばらく置いてのりとそばをなじませます。
- もう1本も巻き、食べやすい大きさに切り分けます。
- シェラカップに2種類のつけだれの材料をそれぞれ入れ、お好みのタレをつけながら召し上がってください。
作り方のポイント・アドバイス
- そばの水分が多いと巻きにくいので、そばの水分はしっかりと切り、工程5ではすし酢を加えた後、そばの表面が少し乾くまで放置してください。(うちわで乾かすと早いです)
- 寿司を巻く時に、そばがはみ出ないように指先でそばを押し込むようにしながら巻いていくときれいに巻けます。
- 牛肉には良質なタンパク質と脂質、エネルギー代謝に必要なビタミンB群、粘膜の健康を保つビタミンA、汗と共に流れ出てしまう鉄も豊富に含みます。牛肉は暑さで食欲が低下し、栄養バランスが乱れがちな暑い季節に積極的に食べたい食材でもあり、熱中症予防や夏バテ予防に役立ちます。
- 中の具材はツナ缶やカニかまぼこ、サーモン、えびの天ぷらなどもよく合います。野菜もレタスや大葉、貝割れ大根など中の具材によって色々な組み合わせができ、オールシーズン楽しんでいただけるレシピとなっています。
特別感がある「そば巻き寿司」は、グループキャンプにぴったりの一品です。作るのも、食べるのも楽しいのでぜひ作ってみてくださいね。
超ど田舎在住、暇と余裕さえあればキャンプに行っちゃうフットワークの軽い管理栄養士。アウトドア飯でもたくさん野菜が食べられるような栄養バランスが整った食事にしちゃう健康オタク。キャンプではご飯作りに全力を注ぎます。