「この夏に子どもがキャンプデビューします!」というご家庭、結構あるのではないでしょうか。

親と一緒にキャンプに行く場合は別として、子どもが親元を離れてキャンプに参加する場合、時としてしてホームシックという問題に直面することがあります。それが初キャンプともなれば、なおさらのことです。せっかくのキャンプ体験ですから、親子ともに不安な気持ちを少しでも減らしてキャンプの日を迎えたいものですね。

今回は子どもがキャンプに行ってもホームシックにならないよう、前もって家庭でどんなことができるのか、CampsUSAの記事を参考に考えてみましょう。

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ホームシックは誰にでも起こり得る

海外に行ったり、初めて独り暮らしを始めたりすると、大人でさえもホームシックになることはあります。それが子どもともなれば、家族と離れてキャンプ場で過ごす日々に戸惑ったり、急に寂しくなったりするのはごく自然なこと。「キャンパーの83%が少なくとも1度はホームシックにかかったことがある」(American Camp Association調べ)という調査結果もあるぐらい、キャンプでのホームシックは誰にでも起こり得るものなのです。

そうは言っても、さまざまな体験のできるキャンプをホームシックで終わらせてしまうのは何とも勿体ないですから、そうならないためにも、親が子の不安を少しでも取り除いておくことが大切なのです。

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キャンプの楽しさを事前に伝える

キャンプではどういった体験ができるのか、どんなアウトドアアクティビティーをするのか、どこで寝るのか、1日をどんな風に過ごすのか、スケジュール表や地図を見ながら、前もって子どもと一緒に話し合っておきましょう。

そして、自然のなかで作って食べるご飯の美味しさやキャンプファイヤーの迫力感、そして夜空に見える満点の星など、自身の経験も織り交ぜながらキャンプの楽しさを伝えてあげてください。

お泊り会で練習

同じキャンプに参加する友人やクラスメイトがいたら、キャンプ前にお泊り会を開催してみるのも良いかもしれませんね。「親と離れて寝泊りする=一人ぼっちになる」と考えてしまう子どももいますので、事前に誰かの家でお泊り会を行い、「一人じゃないんだよ。友達も一緒にいるんだよ。」ということを感じさせてあげることも大切です。

ちょっとしたアイテムで不安を和らげる

それでも親と離れることに不安を感じているようなら、家族写真や家族を思い出せるような何かをキャンプの荷物に入れてあげましょう。また、いつも使っているお気に入りのブランケットや枕、小さなぬいぐるみなどがあれば、一緒に持たせてやるとホームシックになった子どもを安心させる助けになります。

子どもにとってキャンプは貴重な体験。新しい友人を作り、キャンプならではのアウトドアを体験し、次から次へと新しいことを吸収していく時間です。だからこそキャンプをホームシックで無駄にしてしまわないよう前もって準備をしておき、親は子を安心して送り出し、子は家族のことをすっかり忘れるぐらいキャンプを楽しんで欲しいのです。

「またキャンプに行きたい!」子どもがそう言ってくれるよう、キャンプデビューをぜひとも全力でサポートしてあげてください。

《参考URL》
Top 5 Ways to Deal with Campers’ Homesickness|CampsUSA
Alina Bitel(意訳:菊地薫)

Nature Serviceのキャンプ場

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