はじめまして。個人やチームの可能性を活性化して行動へつなげていくActivation Coachの愛波理恵子です。YOU MOVE YOU という屋号でコーチングと社員体験のコンサルティングを行っています。

私は、ワーケーションという言葉を最近聞くようになってから、コーチングと何か通じるものがあるように感じていました。そこで、様々な場所でワーケーションに3回トライして、コーチングの視点でワーケーションの効果について考えてみました。その結果、ワーケーションは、自分やチームを見つめ直して変化につなげる「自然によるコーチング」なんだ、と気づきました。

今回は、3回のワーケーションで得たTIPSと、ワーケーションの効果=「自然によるコーチング」、についてご紹介したいと思います。

ワーケーションのTIPS

私は2020年9月〜10月の間に、以下の3ヶ所でワーケーションにトライしました。

  • 北海道 富良野市 / 仕事場所:ホテル
  • 長野県 小布施町 / 仕事場所:ゲストハウス、コワーキングスペース
  • 長野県  信濃町 / 仕事場所:ゲストハウス、旅館

この3つの中から、3回目の信濃町・野尻湖でのワーケーションを例にしながら、私にとっての5つのワーケーションTIPS(コツ)をご紹介します。

TIPS-01:自分にとって大切で楽しいことができる場所を選ぶ

私にとっては「自然 x 運動 x 遊び」が満たされることが場所選びの条件です。仕事ができる環境としてだけではなく、自分の心と体が反応する自然のパワースポットを選ぶようにしています。

【自然】
信濃町の野尻湖は戸隠、黒姫、妙高などの山々に囲まれ、湖のどの角度からみても背後に山が見えます。野尻湖周辺では森林セラピーも行われていて、心身を癒す効果が認められています。このような穏やかで静かな環境がワーケーションに適していると感じました。

【運動】
私はトライアスロンが趣味なので、自転車やランができる環境を重視しています。野尻湖の一周15キロのコースはトライアスロン大会も開催されていて、トレーニング環境としても最高です。

【遊び】
仕事の合間にちょこちょことまわれる息抜きがあるとワーケーションはさらに良くなります。野尻湖では釣り・カヌー・SUPなどの湖アクティビティや、ここで発掘されたナウマンゾウの博物館などがあります。前後の週末などに周辺地域に出かける楽しみを持っておくのも良いですね。

TIPS-02:人と情報の出入りがあるところを仕事場所に選ぶ

初めてのワーケーションではホテルを選びましたが、結局部屋に籠りきりになり人との接点も少なく、食事の選択肢も限られてしまって、良い滞在とは言えませんでした。ゲストハウスやコワーキングスペースを仕事場所にすれば、一緒に仕事はしなくとも人から刺激を受け、情報や地元の話を聞くこともでき、滞在を豊かにすることができます。

ゲストハウス LAMP

TIPS-03:取り組む課題を事前に用意する

初めてのワーケーションの際に普段の仕事をそのままやってみた時は、正直なところ、ワーケーションの成果があまり感じられませんでした。周辺環境が良いので、ウキウキする気持ちを押さえながら仕事に取り組まなくてはならず、結果的に滞在をあまり楽しめませんでした。そこで、普段の仕事以外に取り組みたい課題を持っていくようにしました。普段なかなか落ち着いて考えることができず、ワーケーション中に集中して取り組みたいと思えるものが良いです。例えば、新サービスの開発、来期の戦略作りなどがぴったりだと思います。

TIPS-04:仕事と遊びのバランスを事前に配分する

仕事、運動、遊び、食事の枠を事前にしっかりとスケジュールすることが重要です。私の場合は朝・昼・晩に、遊び・食事・温泉などの楽しみを用意して、その時間をしっかり確保するために仕事に精一杯取り組みます。仕事が終わらなければそれらが削られていくため、緊張感を持って仕事に取り組むことができます。

TIPS-05:ワーケーション後のOUTPUTを意識する

ワーケーションでは心身を活性化し、見たり・体験したり・試したりのINPUTがメインとなります。そのため、ワーケーションを終えたあとの日常において、ワーケーションで得たことを整理したり、形にするOUTPUTを意識することが大切です。私はINPUT / OUTPUTを以下のように考えています。

非日常(ワーケーション)での INPUT

  • DISCOVER:探求、発見、見る、触れる、味わう、感じる
  • DREAM:考える、創造する、アイディア出し
  • DIFFERENT PERSPECTIVE:別視点からみる
  • DISCUSS:対話する、ディスカッションする

日常でのOUTPUT

  • REFLECT:体験やアイディアの振り返りと整理
  • SHARE:学びや結果を共有、教える
  • ACTION PLAN:企画・計画を立てる
  • IMPLEMENT:行動につなげる

ワーケーションの効果=「自然によるコーチング」

3回のワーケーションを実践し、コーチングの視点でワーケーションの効果について考える中で、私はワーケーションとコーチングに以下のような多くの共通点がある事に気づきました。

  • 普段を見直す。
  • 新たなものを見て感じる。
  • 別の視点を得る、凝り固まった視点に気づく。
  • 可能性や選択肢を広げる。
  • 心体頭を開放し、自身の感覚、感情、反応に気づく。
  • 次に進む方向性を見出す。

コーチングではコーチとの対話を通して自分を知り、洞察をもとに次の行動を決めていきます。ワーケーションでも、その体験を通して自分やチームを見つめ直して変化につなげる「自然によるコーチング」が起こっていることに気づきました。ワーケーションは環境を変えて仕事をするだけではなく、自分やチームをしっかりと見つめ直し、変化につなげていく大切なきっかけになるのではないかと思います。

まとめ

ワーケーションを3回実践して、今ますますワーケーションに可能性を感じています。旅先でただ仕事をする以上の大きな変化につながるからです。目的意識をしっかり持ち、環境が与えてくれる機会に心と体と頭を開き、新たな方向性を見つけていく。個人でもチームでも、そんな素晴らしい機会を得るチャンスがあるのではないかと思っています。だからこそ、私は多くの人にワーケーションにトライして欲しいと願っています。チーム、仲間、個人として、新たな体験を通して新たな選択肢を見つけて欲しいです。

私はActivation Coachとして、ワーケーションに注目が集まっている現在の流れを活性化していきたいと思っています。ワーケーションをやってみたい、チームに導入してみたい、ワークショップなどを開催してみたい、などのご要望がありましたらぜひお力にならせてください。

Natures.編集部より

Nature Serviceは自然と融合した法人向けレンタルオフィススペース、信濃町ノマドワークセンターを運営しています。30人強を収容できるワークスペースを有し、近年大きな注目を集めているリモートワークやワーケーションを実践できる施設です。また、起業家や経営者の方々が落ち着いて働けるように、1~3人程度の少人数でご利用できるエグゼクティブ向けのワークスペースもご用意しております。さらに、ノマドワークセンターのある敷地内にはやすらぎの森オートキャンプ場が併設されています。ワーケーションのなかにキャンプを取り入れ、ぜひ、皆さまには新しい働き方の1つとしてご利用していただけることを願っております。都会と変わらない作業やネット会議を行いながら、時折施設周辺を散歩し、木々や葉っぱの擦れる音、鳥たちの鳴く声に耳を傾け、生産性や創造性などの知的労働生産性の高まりを肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか。

信濃町ノマドワークセンター

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