川に遊びに行くとしたら、どんなところを思い浮かべますか?広い河原でバーベキュー、渓谷を歩いたり釣りをしたり…どれも楽しそうですね。
今回は、意外な川遊びのスポットをご紹介しましょう。静岡県の東部に位置する三島市の街中を流れる源兵衛川です。
源兵衛川とは
源兵衛川は、JR三島駅にほど近い「楽寿園」の「小浜池」を源として三島の街中を流れ下る長さ1.5キロほどの川です。もともとは農業用水路でしたが、後に散策路として整備されました。流れているのは富士山の伏流水ですから水はとても澄んでいて清らか。しかも冷たい!ここでは水のきれいなところでしか咲かない三島梅花藻を見ることもできます(見頃は5月から9月)。
この川の価値は世界的にも高く評価されていて、世界水遺産、世界かんがい施設遺産に登録されています。
楽寿園からスタート
そんな源兵衛川に知り合いのご夫婦と出かけました。以前、大人だけで行ってもとても楽しめたので、翌年の夏に親戚の子供たちと再び遊びに行ってきました。
まずはスタート地点の楽寿園を散策します。もともとは皇族の別邸だったこともあり、歴史のある建物、美しい庭園を楽しむことができます。ミニ動物園までありますよ。静岡県生まれの私は幼稚園前にここに連れてこられているのですが、それ以来何十年ぶりかの来園でした。
小浜池、ここが源兵衛川の源流です。
では源兵衛川散策、スタートです。
源兵衛川を歩く
源兵衛川には飛び石や通路が設けられていて川の中を散策できます。この後の写真でもわかりますが、水深は浅いので川の中に入ったり、水の中を歩くこともできます。
先ほども述べましたが、この川は富士山の伏流水ですので水が透き通っています。まさに清流!
そのきれいな川の流れに沿って、民家の脇を通り抜け…
交差する鉄道を見上げ…
子供は大はしゃぎ…
大人もあちこちに目を向けながら楽しんでいます。
途中川沿いにカフェやお茶屋さんがあるので一休みしてもいいかもしれませんね。
帰りは三島の街を楽しみましょう
せせらぎの中を散策した後は、街中を歩いて帰りましょう。三島は歴史のある街なので、ちょっとタイムスリップしたような気分を楽しめます。
もしお腹が空いていたらみしまコロッケをテイクアウトしてもいいですし、有名なうなぎをゆっくりと味わってもいいですね。
三島 源兵衛川。街中を流れる水に足を浸しながら歩く散歩道。しかも富士山の伏流水なので驚くほど澄んでいて清らかなせせらぎ。他ではなかなか味わうことのできない川遊びのスポットです。ぜひ夏の暑い日に源兵衛川に涼みに出かけてみませんか?
自称 、晴れ男。「広く浅く」をモットーに、夫婦で、山に海に街に、気軽なアクティビティを楽しんでいます。コロナ禍で家にいることが多くなったので、手作り無添加料理にトライし始めました。「ここなら行けそう」「これなら出来そう」と感じていただける情報をお届けしていきます。