そうだ!世界自然遺産小笠原諸島へ行こう!2015
活動レポート
私たちが暮らす東京都市部の遥か南の海に、小笠原諸島という美しい島々があることを知っていますか?
つい最近まで人間が定住したことのなかったその島々には、固有の動植物が独自の生態系を織り成していることを知っていますか?
イルカの群れを追いかけてコバルトブルーの海に飛び込んだことはありますか?
波の音だけが聞こえる静かな砂浜に寝転んで、こぼれ落ちそうな星空を見上げたことはありますか?
僕らは知らなかった!やったこともなかった!
だから知らない世界を知るために、小笠原諸島へ行ってきた!
Nature Service 世界自然遺産小笠原諸島へ!
2011年、小笠原諸島は人類共通のかけがえのない財産として世界自然遺産に登録されました。
ネットで調べるとその理由がつらつらと書かれていますが、自分たちの体で確かめなくては気が済まない!
ということでNature Service一行は、6月13日小笠原諸島父島に上陸を果たしました。
1000㎞、25時間半にわたる船旅で梅雨前線を追い越し、たどり着いた父島の空には、太陽が輝いていました。まさに絶好の冒険日和。荷物を降ろしたら早速、美しいと噂の宮之浜へと向かいました。
ダイブ!ダイブ!ダーイブ!
次々と海に飛び込でいくメンバーたち。
小笠原の海は潮の匂いがまったくしません。海水は限りなく透明に近く、潜ってみると遠くの方まで海底が見渡せます。
小笠原諸島最初の晩餐は、名物亀料理!
亀愛好家の皆さん、すみません。でも亀を食べる機会なんて、この先の人生で訪れるでしょうか。ならばトライするのがNature Serviceのモットーです。
まずは亀の刺身から。
激烈にうまい! 味は馬刺しに近いでしょうか。
続いて亀の唐揚げ。
革命的にうまい! コラーゲン多めの軟骨揚げに近いかな。
それから亀の炒め物と亀の煮物をいただきました。
いずれも、うまいof the year!
亀料理で満腹になった経験はきっと人生の財産になったはず。
宿に向かう夕暮れの道、ふと見上げると小笠原の空に一番星が輝いていました。
今夜はきっとキレイな星空が眺められるぞ!
ならばこの島一番の天体観測スポットを探すのがNature Serviceのモットーです。
そうしてたどり着いた先は、かわいい名前のコペペ海岸。
聞けば日本で一番夜空が暗い場所だそうで、それゆえ日本一の星空が眺められるとのことでした。
車を降りたとき、一瞬でその話が本当だと分かりました。
夜空を埋め尽くす星々。
星空を縫うように伸びる白い筋は天の川です。
まさに息を飲む光景。
僕らは砂浜にへたり込み、圧倒的な星空をいつまでも眺めていました。
Nature Service では、自然体験を満喫できる緩いイベントを不定期に企画しています。
ご興味をお持ち頂いた方は、是非Facebookページのイベント案内をチェックしてくださいね!
東京都豊島区生まれ、豊島区育ち。日本大学芸術学部文芸学科卒業。企業広報ライターとして制作会社に入社した後、29歳で独立。現在フリーライターとして活動しながら、海の見える町でマリンライフを楽しんでいる。
1件のコメント