結婚式をどこであげたいですか?と聞かれて「キャンプ場!」と答える人はあまりいないかもしれませんね。ですが、実際にキャンプ場で結婚式をあげた人たちの話を聞いたら、そんな選択肢もいいなって思えるかも!
今回は、大自然に囲まれたキャンプ場を結婚式場に選んだ二組のカップルのお話しをOffbeat Brideの記事からご紹介しましょう。
キャンプ場で4日間のロングウェディング!
まずはアメリカ、ワシントン州に住むお二人。彼らは結婚式のことをこんな風に考えました。「結婚式は友人や家族が一同に集まり、一緒に時を過ごす最高の機会。だから皆が日常の喧騒から離れられるキャンプ場で式をあげよう!」と。
普段は遠く離れているためなかなか会えない友人や家族。こんな機会でもない限り共に時を過ごすチャンスは滅多にありません。せっかく遠方から来てもらうのだから、ちょっとした旅行として価値のあるものにしようと4日間というなが~い結婚式を計画したのです。
この4日間は決して新郎新婦のためだけの時間ではなく、家族や友人を連れて自然スポットへのハイキングを計画するなど、100人近い招待客が楽しめる趣向が色々と凝らされていました。実際の式の様子はというと、木々に囲まれた広い屋外スペースに置かれた丸太をイス代わりに利用したり、新郎新婦がカヌーにのって式に登場したりと、キャンプ場でしか経験できないような素敵な演出がたくさん!
新郎新婦によると、家族や多くの友人に式の準備や進行を手助けしてもらい、本当に楽しく素晴らしい4日間になったとのことでした。
キャンプ場ならではのDIYウェディング!
続いては、可能な限り自分たちの手作りにこだわったマサチューセッツ州に住むお二人。結婚式にあまり費用をかけられないという事情もありましたが、新婦が色々なものを手作りするのが大好きだったため、週末を使ってキャンプ場でのDIY結婚式を計画。
友人・家族皆が金曜日にキャンプ場へ到着し、結婚式の準備だけでなく、宿泊場所となるテント張りなどありとあらゆることを手伝ってくれたそうです。また、友人・家族とともにスモア(キャンプの定番スイーツ)を作ったり、キャンプファイアーを囲んだり、挙式日の朝にハイキングやカヌーに出かけたり、普通の結婚式とは全く異なった時間を共有したそうですよ。
式ではハンドルを手前に倒すとビールが出てくる”ビールトラック”が登場したり、BBQ、ダンス、ゲーム、など、友人・家族とともに素敵な時間を満喫したそうです。また、多くの友人たちがケーキ、招待状、ブーケなどを手作りしてくれ、テーブルやイスのセッティングも一緒に手伝ってくれたとのこと。共に作り上げたDIY結婚式はさぞかし良い思い出になったことでしょうね。
結婚式当時の様子を写真付きで紹介しているこれらの記事を見た人たちからは、「すごく楽しそう」「私もその場にいたかった」「キャンプ場でウェディングやりたい」「この様子を私の婚約者にぜひ見せたい!」など、好意的な意見がたくさん!
記事の全文(英語)が写真付きで下記からご覧になれますので、温かみのある楽しい様子を感じ取ってください。こんなアウトドア感いっぱいのキャンプ場ウェディング、ご予定のある方はぜひ式場候補にいれてみてはいかがでしょうか?
《参考URL》
Joanna & Will’s four-day camp-out wedding|Offbeat Bride
Erin & Jad’s skateboarding and beer trucks camp-out wedding|Offbeat Bride
(意訳:菊地薫)
Nature Serviceのウェブメディア NATURES. 副編集長。
自然が持つ癒やしの力を”なんとなく”ではなく”エビデンスベース”で発信し、読者の方に「そんな良い効果があるのなら自然の中へ入ろう!」と思ってもらえる情報をお届けしたいと考えています。休日はスコップ片手に花を愛でるのが趣味ですが、最近は庭に出ても視界いっぱいに雑草が広がり、こんなはずじゃなかったとつぶやくのが毎年恒例となっています。