もうすぐ父の日(6月18日)!プレゼントの選定やマンネリ化に頭を悩ませている方は、父と子でアウトドアにでかけるという趣向を凝らしてみてはいかがですか?今回はこちらの記事のなかから、父の日にオススメしたいアウトドアプランをいくつかご紹介しましょう。
穏やかなひと時を共に
まずは、五大湖周辺からのご紹介!5つの湖すべてを周ろうとしたら、一夏丸々必要なほど五大湖は広大。もし、ひとエリアだけ選ぶとしたら、ミシガン湖とヒューロン湖をつなぐマキノー海峡がオススメだそうです。
マキノー海峡のすぐ近くには、マキノー島という島があります。豊かな緑と海に四方を囲まれた知る人ぞ知る観光地で、うっとりするほどの眺めに心を癒されながらサイクリングやハイキングを存分に楽しむことができます。島内は自動車が禁止されていることもあり、静かで穏やかな時が過ごせるそうですよ。
子どものために一生懸命に働いてくれたお父さんに、ひと時の静寂や心地よい安らぎを感じてもらえる場所を一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?
共に汗して達成感を
ヨセミテ渓谷から始まるジョン・ミューア・トレイル(カリフォルニア州、米国)。地球上でもっとも美しい景色の1つ言われる壮大な自然がそこに広がります。太古からあるセコイアの木とグラナイト(花こう岩)の断崖に囲まれた場所を歩き、終着点のマウント・ホイットニーを目指します。
ジョン・ミューア・トレイルは長距離自然歩道と呼ばれるだけあって、総距離なんと340 km!歩くだけでもへとへとになるような距離ですが、それに加えて高低差が2 km以上もあると言いますから、父も子も息切れ間違いなしというトレイルなのです。互いを思いやり、時には負けてなるものかと思いながら目的地にたどり着けば、言い尽くせないほどの達成感を共に味わうことができるのではないでしょうか。
ちなみに、日本にも「長距離自然歩道」はいくつか存在しています。全国各地に自然を満喫できる整備された歩道がありますので、ご興味のある方は環境省のサイトを参考にしてみると良いかもしれません。
都会の喧騒から離れ、穏やかな自然のなかで父と子が共に時を過ごせば、普段とは違った一面が見えることでしょう。父の日を迎える6月ともなれば、気温がぐんと上がる日もありますので、カヌーやカヤックなど、水辺のアクティビティに誘ってみるのも良いかもしれませんね。
以上、海外記事からのご紹介ではありますが、父と子がともに出かけるアウトドアの良さを感じとり、参考にしていただければ幸いです。今年は、どこにも売っていない父の日のプレゼントとして、アウトドアに誘ってみてはいかがでしょうか?
《参考URL》
THE 10 BEST TRIPS TO TAKE WITH DAD THIS FATHER’S DAY|THRILLIST
NICK MCGREGOR(意訳:菊地薫)
Nature Serviceのウェブメディア NATURES. 副編集長。
自然が持つ癒やしの力を”なんとなく”ではなく”エビデンスベース”で発信し、読者の方に「そんな良い効果があるのなら自然の中へ入ろう!」と思ってもらえる情報をお届けしたいと考えています。休日はスコップ片手に花を愛でるのが趣味ですが、最近は庭に出ても視界いっぱいに雑草が広がり、こんなはずじゃなかったとつぶやくのが毎年恒例となっています。