今回は、前回の「スノーシューで道なき道をゆく!雪山ハイキング」に続き雪山ハイキングに行く際の注意点や服装・持ち物・装備類について解説していきます。

「雪山ってすてきだなと思う反面、ちょっと怖いな」「服装や持ち物はどうすれば良いかな」と思う方もおられるのではないでしょうか。
本記事では雪山にはどんな危険があり、どう準備・対処していくのかを見ていきます。

雪山の危険性

雪山をハイキングする際はどんな危険があるのでしょうか。
例としていくつかあげていきます。

道に迷う 

山の天気は変わりやすく、つい先ほどまで青空だったのに急に吹雪のような悪天候になることもあります。森の中では強い風が吹くと地吹雪となり降り積もった雪が舞い上がって視界が真っ白になる、いわゆるホワイトアウトが起こります。これによって方向感覚を失い道に迷うこともあります。

低体温症 

体温が35度以下に下がり体の機能に弊害が生じ動けなくなってしまう症状。強風や寒さ、ぬれることによって起こります。汗によるぬれは特に注意が必要です。

転落や滑落 

積もった雪が風にさらされ風下方向に雪の塊ができ伸びていく現象があります。雪庇(せっぴ)と呼ばれるもので、地面のない部分にも張り出していきます。誤って踏み抜いてしまうと雪庇が崩れ沢への転落や滑落につながります。雪にはまって身動きが取れなくなってしまうこともあります。

雪目 

強い太陽光や雪の照り返しを浴びることによって目が紫外線にさらされ角膜の表面が傷ついてしまう症状。まぶしさや痛みで目を開けられなくなることもあります。

ぶっつけ本番の一人ハイキングは危険

上記のような危険があるので初めての雪山ハイキングに一人でいくのは絶対にやめましょう。万が一遭難した場合スマートフォンも圏外で使えない可能性があります。その場合助けを求めることができなくなってしまいます。
一人でいかずに誰か雪山に慣れた人がいれば一緒に同行してもらいましょう。

とはいえ、身の回りに都合よくそんな山に慣れた人がいるとはかぎりません。
そこでおすすめなのが雪山ハイキングツアーです。
ツアーに参加するメリットとして

  • ガイドさんがいるだけで安心して楽しめる
  • いろいろな話や解説が聞ける、その他の情報を教えてくれる
  • 服や装備のレンタル(無料のものも)

前回の記事「スノーシューで道なき道をゆく!雪山ハイキング」もご参照ください。

身近な緑の多い公園を歩く

最初から山やハイキングコースではなく身近な場所で緑が多い森林公園の中を歩くのもおすすめです。長靴やスノーブーツで、のしのし雪原を歩くこれだけでもかなり雰囲気を味わうことができます。

ここでもグリーンシーズンの公園では見られなかった冬ならではの姿を楽しめるはずです。
スマートフォンの電波も入るので安心してできますね。

服装と装備、持ち物について

服装

雪の中を歩くのはとても寒いと思われがちですが必ずしもそうとは限りません。雪深い場所をのしのし歩いていると想像以上に暑くなり汗をかきますが、実はこの汗がやっかいなのです。

夢中になって歩いている時は良いのですが、休憩の際その汗が風や寒さで一気に冷えてしまい体温を奪います。これが雪山での低体温症を引き起こすひとつの原因です。

対策としては肌に直接触れる下着は速乾性の素材のものを選びます。綿(コットン)素材は一度ぬれてしまうと乾きにくいので避けましょう。

次にフリースやダウンを着込み、その上にレインウエアやスキーウエアという三層構造が基本です。下着の上に一枚厚めの長袖シャツを着るのも良いかもしれません。

さらにリュックサックの中に寒くなった場合に対応できるよう予備としてフリースやダウンを一枚用意しておきましょう。行動時は少し寒いくらいがベストです。

冬用の手袋・グローブ

グローブをしたままスマートフォンを操作できるものもあります。

厚手の靴下

ずっと雪の中を歩くので足が冷たくなります。スキー用など厚手の靴下を履きましょう。

スノーブーツ

靴はスノーブーツがおすすめです。平坦な道や緩やかな傾斜地であれば長靴でも大丈夫ですが、スノーシューをレンタルする場合は装着に問題がないかツアー会社に一度確認を取っておくと良いです。ちなみに私は長靴にスノーシューを装着してツアーに参加しました。

帽子

耳までカバーできるものが基本でニット帽などが適当です。併せてネックウォーマーも着用します。

装備

雪の上を歩くにはスノーシューがおすすめです。ストックもあるとかなり楽です。
雪が少ない場合はワカン(輪かんじき)も適しています。
まずは一度レンタルで使ってみましょう。

サングラス 

雪目対策として準備します。紫外線をカットしてくれるものもあります。
スキー用のゴーグルも適しています。

行動食

休憩時に食べるものを準備します。

ゼリーやバータイプの食べやすいものを準備しましょう。アメやグミをポケットに入れておくと歩きながらでも食べられるのでおすすめです。

飲み物は、水筒に温かい飲み物と500ミリリットルのペットボトルの水1本程度が良いと思います。
(3~4時間くらいのハイキングを想定している場合の目安です。)

まとめ

今回は雪山ハイキングの注意点や適した服装や装備と持ち物について解説しましたがいかがでしたでしょうか。
経験がないまま雪山に一人で行ってしまうことの危険性や、一度ツアーに参加してみることのメリット、服装や装備と持ち物について少しイメージできたのではないかと思います。
今回の記事をまとめます。

雪山の危険性、雪山をハイキングする際にどんな危険があるのか
  • 道に迷う 
  • 低体温症 
  • 転落や滑落 
  • 雪目 
ぶっつけ本番の一人ハイキングは危険

誰か雪山に慣れた人がいれば一緒に同行してもらいましょう。雪山ハイキングツアーもおすすめです。
参加するメリットとして

  • ガイドさんがいるだけで安心して楽しめる
  • ガイドさんならではのいろいろな話や解説が聞ける
  • 服や装備のレンタル(無料のものも)

前回の記事「スノーシューで道なき道をゆく!雪山ハイキング」もご参照ください。

身近な緑の多い公園を歩く

最初から山やハイキングコースではなく身近な場所で緑が多い森林公園の中を歩くのもおすすめです。スマートフォンの電波も入るので安心してできますね。

服装や装備と持ち物
服装
  • 下着類は速乾性の素材のものを選び、綿(コットン)素材は避ける
  • 次にフリースやダウン、その上にレインウエアやスキーウエアという三層構造が基本
  • リュックサックの中に予備としてフリースやダウンを一枚用意しておく
  • 冬用の手袋・グローブ
  • 厚手の靴下
  • スノーブーツや長靴
  • 耳までカバーできるニット帽
  • ネックウォーマー
装備
  • スノーシューまたはワカン(輪かんじき)、ストック
    まずは一度レンタルで使ってみましょう。
  • 紫外線カットのサングラスやスキー用のゴーグルなど
  • 行動食としてゼリーやバータイプの食べやすいもの
  • ポケットにアメやグミを入れておく
  • 水筒に温かい飲み物と500ミリリットルのペットボトルの水1本程度
    (3~4時間くらいのハイキングの場合)

しっかりと準備をすれば雪山ハイキングは最高に楽しいアクティビティです。雪深い森の中を進んだり、一面銀世界の幻想的な風景が見られたり冬ならではのアウトドアです。

グリーンシーズンとはひと味違う山の姿を見ることができます。

ぜひ一度雪山ハイキングに行ってみてはいかがでしょうか。

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