アウトドア活動といえば夏にキャンプをしたり登山をしたり、また秋には紅葉狩り(もみじがり)を兼ねてハイキングに行くなどというイメージが強いかもしれません。冬はスキーやスノーボードをするくらいかなと思っていませんか。

冬にこそ楽しめること、冬にしか見ることができない風景があります。
今回は冬のアウトドアとしてスノーシューを履いて歩く雪山ハイキングを紹介していきます。
ちなみに本記事最上部に表示されている写真は筆者本人です。この時は写真を撮っていたので手袋をしていませんでした。手が冷たかったです!

冬のアウトドア雪山ハイキングとは

ハイキングという名の通りスノーシュー( 後述 )を装備して雪に覆われた森を歩くというものですが、体験できることはグリーンシーズンのハイキングとは全く違います。

静寂に包まれた真っ白な森の雪景色やそこに見られる生き物の気配、慌ただしい普段の日常生活では見られない幻想的な風景を見ることができます。

今回私はもくもく自然塾の「神秘の輝き・緑の五色沼ツアー」に参加してきました。
ツアー情報はこちらです。

神秘の輝き・緑の五色沼ツアー

TEL:0241-23-9018

他にもスノーシューツアーがあります。中には服装や装備が全て無料でレンタルできる初心者にはありがたいプランもあるのでおすすめです。

ツアー情報はこちらを参照してください。

裏磐梯観光協会

スノーシューで道なき道をゆく

スノーシューという最強の武器

「スノーシュー」をご存じでしょうか。
スノーシューとは日本の「かんじき」と短いスキーの良いとこ取りをしたようなもので雪深い森の中を縦横無尽に歩き回れます。

スノーシュー

履いているスノーブーツなど(私は普通の長靴でした)に装着することで雪原との接着面が大きくなり雪に埋まらず歩きやすくなります。

スノーシューを装着した状態

歩く際は自分のスノーシューを踏んでしまわないよう「こぶしひとつ分くらい足を左右に広げて」歩きます。
スムーズに歩くコツとして、「スリッパを履きかかとを擦って歩くイメージ」です。
スノーシューは後退できません。そのため、後退したい場合はその都度体の向きを変え、常に前進で移動します。
ストックは補助的な役割を持ち、歩くのをサポートしてくれます。(記事最上部の写真のようにストックを装備します。)スノーシューとストックのレンタルはツアー料金に含まれていました。

用語解説

2点用語解説をしながらハイキングの様子を紹介していきます。

ラッセル 

この写真のように雪が積もったままの場所を歩いて道を切り開くこと。

ここは本来歩道ではありません。グリーンシーズンは草木が生え藪(やぶ)になっています。この時期は草木が雪に覆われてしまうのでスノーシューで縦横無尽に歩くことができます。

ちなみに今回のツアーの場所であるこの五色沼自然探勝路では、普段は草木に覆われていて冬にスノーシューで近くまで行くことでしか見ることができない沼もあるのだとか。今回のツアーではまわりませんでした。

トレース

ラッセルした足跡のこと。雪山登山では他の登山者のトレースを追いかけていくことも。今回はツアーなので常時ガイドさんがラッセルをしてくれて私たち参加者は後をついていきます。ガイドさんは途中で立ち止まりつつ、山や森、動物や植物のことを解説してくれます。

森の様子

一面の銀世界

森の中は一面の銀世界。空気はピンと張りつめ静寂に包まれています。

雪のアーチ

雪で覆われた真っ白な雪景色に青空や緑色の沼が色鮮やかに映えます。沼が鏡のように風景を映しています。

五色沼湖沼群のひとつ「赤沼」
生き物の気配 

動物の足跡があります。

小動物の足跡

テンという動物の足跡のようで、ガイドさんいわく「おそらく水を飲みに沼に降りていった」そうです。新しい足跡なので近くにいたのかもしれませんね。

シーンと静まり返った森の中に時折鳥の鳴き声が聞こえます。
視認できませんでしたが身近に気配を感じました。

肝木(かんぼく)の実

真っ白な雪景色のなかに真っ赤な実が目を引きます。小動物の貴重な食べ物なのだそう。

枯れたツルアジサイの花

アジサイの一種で高木に絡みつきながら成長し長いものだと20メートルにもなるそうです。高い所から枯れて落ちてきたようです。

夏との比較

夏の青々とした五色沼自然探勝路との比較です。
景色の違いにびっくりしますね。何度も来た場所の知らない姿でした。

まとめ

今回は冬のアウトドアとしてスノーシューで歩く雪山ハイキングを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
今回ツアーに参加して感じたことは、やはりグリーンシーズンに行く登山やハイキングとはまたひと味違う自然に触れることができたということです。

雪に覆われた森と雪原の景色がとても美しかったこと、澄んだ空気と静けさの中に感じる生き物の気配。
これはまさに雪山ハイキングの醍醐味であると思いました。
今回の記事をまとめます。

冬のアウトドア雪山ハイキングとは
  • スノーシューを装備して雪に覆われた森を歩くハイキング
  • 今回私はもくもく自然塾の「神秘の輝き・緑の五色沼ツアー」に参加してきました。
ツアー情報

神秘の輝き・緑の五色沼ツアー

TEL:0241-23-9018

その他のスノーシューツアー情報はこちらを参照してください。
中には服装や装備が全て無料でレンタルできるプランもあります。

裏磐梯観光協会

スノーシューで道なき道をゆく
雪山ハイキングにおいてスノーシューは最強の武器

日本の「かんじき」と短いスキーの良いとこ取りをしたようなもので、スノーブーツなどに装着することで雪に埋まらず森の中を縦横無尽に歩き回れます。

森の様子
  • 森の中は一面の銀世界。空気はピンと張りつめ静寂に包まれています。
  • 静けさの中に動物の足跡や鳥の鳴き声、植物など生き物の気配が感じられます。
  • 夏とはまるで別世界。何度も来た場所の知らない姿でした。

シーズンでは見られない雪に覆われた森はとてもすてきでした。身近な場所でこういった雪山ハイキングのツアーがありましたら、参加されてみてはいかがでしょうか。

続けて、雪山ハイキングの注意点や持ち物装備類について解説していきます。
はじめての雪山ハイキング 初心者向け 基本の服装・装備と持ち物

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