大きな深呼吸をして新鮮な空気で肺をいっぱいにしたのはいつでしょうか。忙しい日常と排気ガスなどで汚れた空気の環境で暮らしていると、深呼吸をすることすら難しいですね。

ロンドン王立医師会の調査によると、英国では汚染された空気が原因となって亡くなる人が、毎年約4万人いると言われています。今回は「What are the benefits of fresh air?」と「6 Benefits of Getting Fresh Air」の記事を参考に、新鮮な空気を吸うことの重要性と健康上の利点を紹介します。

ストレスや不安を和らげる

新鮮な空気で肺を満たすことで、ストレスや不安を和らげることができます。幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの分泌量と酸素の量には関係があり、酸素の量に比例してセロトニンの量も増えるのです。つまり、新鮮な空気を多く取り入れれば取り入れるほど、酸素の量は増え、セロトニンの量も増え、幸福感やリラックスした感覚が引き起こされるというわけです。

消化を改善する

食べ物を消化するには、胃腸が活発に働くことが大切です。そして、その働きに必要なのは血液。血液をしっかり胃腸に届けるためには、十分な酸素が必要です。新鮮な空気を吸い込み、酸素を多く体内に取り入れることで、血流が良くなり、胃腸の働きを助けるのです。

しかし、オフィスで仕事をしている人は、自分の机で昼食を取ることも多くあると思います。机で昼食を取ると、血液は消化器官ではなく脳のほうに多く流れてしまうことがわかっています。そうすると、消化器官は十分に働くことができず、消化不良を起こしてしまいます。昼食の時間ぐらいは外に出たり、散歩をしたりするなどして胃腸のために新鮮な空気を取り込むことが大切です。

エネルギーを増加させる

現代人の疲労の原因としてコンピューターを使う時間が長いことや睡眠不足などがあげられますが、空気も関係していると考えられています。オフィスなどで過ごす時間は、狭い室内を循環する汚れた空気しか吸うことができません。そのため体に新鮮な空気が不足した状態になり、エネルギーが低下してしまうのです。

しかし、少し外に出て新鮮な空気を吸うことができれば、脳に酸素が送られ、エネルギーが回復し集中力も復活します。疲れたと感じるときにはコーヒーを飲むよりも、外で散歩をするほうが効果的です。

肺を浄化する

喫煙が肺に良くないことは周知の事実ですが、汚れた空気も同じような危険性を持っています。汚れた空気を吸い込むことは気管支炎やぜん息を発症させるだけでなく、ガンや心臓病を引き起こす可能性もあるのです。

深い呼吸をして肺をしっかり広げることで、痰を取り除いたり、体の中にある毒素を外に出すことができます。また、定期的に新鮮な空気を取り込むことで肺を浄化することにもつながります。

まとめ

忙しい生活をしていると、定期的に外に出て新鮮な空気を取り入れるのは難しいと感じるかもしれません。でも、新鮮な空気を吸うことには、多くの健康上のメリットがあります。朝起きて窓を開けて深呼吸をする、昼休みに近くの公園を歩いてみる。そんな小さな行動から始めてみてはいかがでしょうか。

(参考)
What are the benefits of fresh air?
6 Benefits of Getting Fresh Air

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