サーフィンは若者のスポーツだと思っていませんか。確かに「サーフィン」と聞くと、真っ黒に日焼けした若者が大波に挑むスリリングな光景が真っ先に思い浮かぶかもしれません。でも、実際は幅広い年代の人々が楽しめるスポーツで、シニア世代にもおすすめらしいです。今回は「Senior Surfing 101: What Every Aspiring Silver Surfer Should Know」「Why Surfing Can Be a Good Sport for Seniors」の記事を参考に、サーフィンがシニア世代にもおすすめな理由やシニア世代がサーフィンを始める時のヒントを紹介します。

サーフィンは心と体を元気にする

サーフィンは、健康面と精神面の両方でさまざまなメリットがあります。詳しい効果については「サーフィンがもたらす体と心の健康効果」で紹介していますが、例えば、筋力や体幹が鍛えられますし、忍耐力や挑戦心も磨かれます。これらの効果は、決して若者だけに必要なものではありません。筋力やバランス力が鍛えられれば高齢者にとって大敵の転倒リスクが軽減できます。また、何かに挑戦する情熱や達成感は年を取ると失われがちですが、本当は何歳になっても持ち続けていたい気持ちです。実際、健康や医療に関するさまざまな組織が、高齢者に対して「私は何でもできる」という態度を持つよう奨励しています。サーフィンをすると、「私は何でもできる」という気持ちが呼び起こされます。

サーフィンは仲間を広げる

サーフィンは個人競技のように思いますが、実はそうではありません。海岸で他のサーファーと情報や知識を共有するなど、交流の多いスポーツです。サーフィンには年齢制限がないので、若い人から60歳以上までさまざまなサーフィン愛好家に出会うことができます。サーフィンを通じて得られる仲間との絆は、人生をより豊かにしてくれます。

シニアがサーフィンを始めるときのヒント

シニアがサーフィンを始めたいと思ったら、次のことを意識してください。まずは、ゆっくり始めること。穏やかな波から始め、海とボードに慣れ、自信をつけてから徐々に大きな波に挑戦していきましょう。スクールに入ったりインストラクターに習ったりするのもおすすめです。独学で始めると事故やけがのリスクが高まります。シニアだからこそきちんと基礎を学び、サーフィンに必要な体力の付け方も学んでおきましょう。

シニア世代が使うボードは長くて幅が広く、柔らかいものがおすすめです。そのほうが浮力があって安定性が高く、波もとらえやすいからです。専門的な知識をもったスタッフなどに聞いて適切なボードを用意しましょう。最後に、無理をせず自分のペースで楽しむことを忘れずに。自分の体力と相談しながら安全にサーフィンを楽しんでください。

（参考）
Senior Surfing 101: What Every Aspiring Silver Surfer Should Know
Why Surfing Can Be a Good Sport for Seniors

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