冬は寒さのせいでつい室内にこもりがちですが、自然と触れ合うことで心も体もリフレッシュできます。今回は「10 ways to enjoy nature in the winter」と「How to Enjoy Nature in the Winter Months」の記事を参考に、大人に味わってほしい冬の自然の魅力と、その楽しみ方を紹介します。
冬ならではの自然の魅力
冬の自然は静寂に包まれていて、日常の喧騒から離れる絶好の場所です。雪に覆われた森や湖のほとりを歩くと、普段は聞こえるはずの足音さえも吸収され、心地よい静けさに包まれます。ゆっくりと散策することで、五感が研ぎ澄まされ、心の平静を取り戻すことができます。

冬の澄んだ空気の中で深呼吸すると、頭がすっきりして気分もリフレッシュします。寒い環境での自然散策は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑え、リラックス効果を高めると言われています。また、冬の森林浴には免疫力の向上や気分の改善にも良い影響があるとされています。
冬ならではのアウトドアアクティビティ
寒いと外出をためらいがちですが、冬だからこそ楽しめるアクティビティがいろいろあります。例えば、スノーシューハイクは、特別な技術がいらず、初心者でも気軽に楽しめる冬のアクティビティです。スノーシューを履けば、深い雪の中でも歩きやすくなり、普段は行けない静かな森の奥へ足を運ぶことができます。

意外かもしれませんが、冬は野生動物の観察やバードウォッチングに適した季節です。木々の葉が落ちているので動物の姿を見つけやすいのです。スノーシューを履いて、動物たちの足跡をたどりながら冬の森を探検してみるのも楽しいでしょう。

凍った湖の上を歩く「湖上ウォーク」や、氷に穴を開けて魚を釣る「アイスフィッシング」も冬ならではの体験です。特にワカサギ釣りは、のんびりと自然を感じながら楽しめる人気のアクティビティです。
室内で楽しむ冬の自然

寒い日には、室内で冬の自然を感じる方法もあります。例えば、外で拾った松ぼっくりや木の枝を使ってリース作りを楽しんだり、自然の香りを生かしたアロマキャンドルを作ったりすることで、室内でも冬の自然を感じることができます。

冬は野鳥がエサを求めて人里に近づくので、窓辺やベランダに餌台を置いてバードウォッチングをしてみるのもおすすめです。思いがけず珍しい鳥を観察できるかもしれません。

冬の風景を写真や絵で残すのもすてきな楽しみ方です。雪景色や氷の結晶、つららなど、冬ならではの美しい被写体を探してすてきな作品を作ってみてください。
まとめ
冬の自然は、急いで楽しむものではありません。ゆっくりと歩いたり、じっくりと観察したりすることで、その魅力をより深く感じることができます。静寂に包まれた森を歩いたり、冬ならではの景色を写真に残したり、屋内で自然を楽しむ工夫をしたり。寒い季節だからこそ味わえる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
(参考)
10 ways to enjoy nature in the winter
How to Enjoy Nature in the Winter Months

旅行と自然が大好きで、ふらっと国内外の旅に出かけます。田舎、都会、海外、どこでもたくましく過ごせるのが特技。美しい自然や人との出会いを求めて「次はどこへ?」と心が騒ぐ、旅心と好奇心が止まらない50代です。