アイスランド、ペルー、エクアドル、ガラパゴス諸島、コスタリカ、オーストラリア……。実はここに挙げた国々、アメリカに住む夫婦が3カ月もの休暇をとって旅行をした際に訪れた場所なんです。しかも自費で。気になるのはどうしたら3カ月分もの旅行費用を貯められたのかということ。今回は、こちらの記事からこの夫婦が実践した方法の一部をご紹介します!
この2人はマンハッタンに住むどこにでもいる普通の夫婦です。マンハッタンといえば、米ニューヨーク州にある経済の中心地で、物価が高いことでも知られる街です。しかし、夫婦ともにウォールストリートで働くようなお金持ちの金融マン、というわけではなくいたって普通のサラリーマンだそうです。
旅費を貯める上でまず彼らが決めたこと。それは、2人分の生活費をどちらか片方の給料で賄うことでした。決して物価の安い地域ではありません。当初は不可能かなとも思ったそうですが、なんとか片方の給料で頑張り、もう片方の給料は貯金すると決めたそうです。
せっかく旅行計画を立てたのですから、これまでの生活を見直したところもありました。そのうちの一つが、娯楽に対する考え方を変えた点です。都会であるマンハッタンに住むのは、時として疲れます。それまでは週末になるとマンハッタンを抜けだし、どこか別の場所へと遊びに出かけていました。また、週に数回は友人との外食を楽しんでいました。しかし、計画を立ててからは、週末の外出や外食は控え、その代わりに自宅に友人を呼んで飲食を楽しむようになったそうです。
そして、日々の生活を変えると同時に、事前にしっかりと旅行プランも考えていたようです。彼らの一番の目的は、アウトドアアクティビティーを楽しむこと!特に南米では、アウトドアの満喫を一番の目的にしていたそうです。一方、旅先での夜遊びや飲み歩き、移動費などは抑えることに決め、お金を使うところと控えるところのメリハリをしっかりつけたようです。
最終的にいくら貯めたのかについては記事に書かれていませんでしたが、生活に工夫を凝らして目標額を達成し、彼らは記事の冒頭にある国々を訪れて3カ月というロングバケーションを楽しんだそうです。
この体験談を載せた妻によると、「計画を思いついたら半分は終わったも同然。」なんだそうです。あとは目標に向けて地道に頑張るだけなんですね。どこかに行きたい、息抜きをしたい、でもお金が足りない!とならないように、ちょっと早いですが、今のうちから夏休みの計画を立てておくと安心かもしれません。
それにしてもこの夫婦が訪れた国々、いかにも自然が多くてアウトドアアクティビティーを満喫できそうなところばかりですね!たまには日本を抜け出して、こんなところに旅に出てみるのはいかがでしょうか?
《参考URL》
How I saved enough to travel for 3 months|Business Insider
Cheryl Lock(意訳:菊地薫)
Nature Serviceのウェブメディア NATURES. 副編集長。
自然が持つ癒やしの力を”なんとなく”ではなく”エビデンスベース”で発信し、読者の方に「そんな良い効果があるのなら自然の中へ入ろう!」と思ってもらえる情報をお届けしたいと考えています。休日はスコップ片手に花を愛でるのが趣味ですが、最近は庭に出ても視界いっぱいに雑草が広がり、こんなはずじゃなかったとつぶやくのが毎年恒例となっています。