今年の夏は子どもをサマーキャンプに参加させてみたいな、なんて考えがチラッとでも頭をよぎったらぜひご一読を。サマーキャンプはキャンプ好きたちの変化し続けるニーズを満たすために絶えず進化しています。今回は「Top 6 Summer Camp Trends in 2016」をもとにサマーキャンプのプログラム内容など、参加を検討する上で知っておきたいことをご紹介しましょう!
プログラムは年々進化
子どもの趣味や興味は多種多様。歴史、サーフィン、プログラミング、カーレース、ファッション……etc、私の子どもの興味はキャンプとは関係ないから……と思う方も、まずは諦めずに調べてみましょう。毎年、たくさんの新しいキャンププログラムが企画されています。昨年は子どもの興味に合致するプログラムが見つけられなかったとしても、今年はぴったりなものが見つかるかもしれませんよ!
大人向けプログラムも
サマーキャンプというと、ついつい子ども向けだと思い込みがちですが、大人が子どもと一緒に参加できるサマーキャンプも開催されています。また、最近特に人気が高まってきているのが大人向けのサマーキャンプ。カヌーやハイキング、キックベースなどを体験して子どものころの記憶を思い出させてくれるものから、ヨガ、ゴルフ、ワインのテイスティングといった、まさに大人向けのアクティビティを楽しめるものまで色々あります!
年間を通して参加して欲しい
“サマー”と付いているからサマーキャンプは”夏”限定だと思われていますが、多くのキャンプ場が年間を通してプログラムを提供することに重要性を感じ始めています。子どもがキャンプに参加して新しい友達を作ったり、新たな経験を積んだりすることはとても貴重な体験ですよね。
キャンプ場が1年を通してプログラムを提供し続けてくれれば、子どもは定期的に新しい体験をすることができるのです。夏以外のシーズンにもキャンププログラムが開催されていないか、ぜひ一度チェックしてみてください。
教育的なプログラムも
キャンプって遊びの場でしょ!?なんて思っていませんか?勉強や学問を主体としたキャンププログラムだってあります。学校の授業のフォローアップ、大学進学のためのプログラム、学問を極めるためのプログラムなど、その内容はさまざま。塾や家庭教師を活用して子どものスキルアップを図るのも1つの方法ですが、勉強や学問に重きを置いたキャンプを探してみるのも良いのではないでしょうか。
SNSの活用を
多方面で活用されているFacebookなどのSNS。キャンプ場でも積極的に利用しているところが多く、情報の発信手段や親とスタッフ間の連絡手段として利用されています。
一昔前までは子どもがキャンプに参加しても、彼らから手紙が来るかもしくは帰宅するまで、どんな日々を過ごしているのかがまったく分かりませんでした。今や彼らはFacebook、Twitter、Instagramなどに毎日ログインすることでその日の様子を親に知らせたり、写真や動画を送ったりすることが簡単にできるようになりました。親子間の連絡手段としても上手に活用したいですね。
今回ご紹介したのはキャンプ先進国と言われるアメリカの記事であり、アメリカは日本と比較してもキャンププログラムの充実度は非常に高いものがあります。しかし、探してみると日本にも多種多様なプログラムは多数存在しています。子どもだけではなく大人も含め、それぞれの目的や興味に合致するキャンププログラムをまずは探すところから始めてみてはいかがでしょうか?
《参考URL》
Top 6 Summer Camp Trends in 2016|CampsUSA.org
(意訳:菊地薫)
Nature Serviceのウェブメディア NATURES. 副編集長。
自然が持つ癒やしの力を”なんとなく”ではなく”エビデンスベース”で発信し、読者の方に「そんな良い効果があるのなら自然の中へ入ろう!」と思ってもらえる情報をお届けしたいと考えています。休日はスコップ片手に花を愛でるのが趣味ですが、最近は庭に出ても視界いっぱいに雑草が広がり、こんなはずじゃなかったとつぶやくのが毎年恒例となっています。