約1年間のロックダウン(都市封鎖)を経験したイギリスでは、都市部から地方都市へ移住する人々が急増し、住宅価格が上昇するという現象が起こっています。筆者自身、ロックダウン中に、ロンドン郊外のアパートから、地方都市の家への移住をかなえました。

イギリスBBCの記事でも、人々がより広いスペースを求めて地方へ移住している様子と、住宅価格の急激な上昇について報じられています。その一部について、ここでご紹介したいと思います。

「住む」から「住む+働く」ためのスペースを求めて

この1年間で、住宅価格が15%以上も上がったとされるイギリスの北西部ですが、家探しにおいて今までと大きく異なる点は、「住む」ための家から、「住む+働く」ための家という条件が追加されたことです。

今までの家は住むため、そして会社への通勤に便利な立地である必要がありましたが、リモートワークが定着し、便利な立地である必要はなくなりました。

BBCの記事では、ロンドンの住宅価格上昇率はその他の地域よりも低いと報じられています。便利な立地よりも、よりスペースがあり、身近に多くの自然がある地方での家を求めていることがわかります。家の中や外にスペースを求める人たちにとって、庭のある家は大変魅力的で、海岸や自然へのアクセスもいい立地への移住が急増しているようです。

海辺にある住宅

ロックダウン中に地方移住が加速

「住む+働く」を快適にできる家へ引っ越そうと人々が決断するまでに、時間はかかりませんでした。最初のロックダウン緩和以降、不動産マーケットはすぐに動き出し、住宅の売り買いが可能になりました。

下見などもオンラインや、最小限の接触に注意して進められました。ロックダウン中の引っ越しに関してのルールも、他のルールと比べて融通の効くものだったと感じます。

筆者自身、ロンドンは郊外でも住宅価格が以前からとても高く、地方都市への移住も計画の1つでしたが、この状況に後押しされ移住を決めました。リモートワークのおかげで、働く環境をまったく変えずに移住をかなえることができました。

郊外の広々とした一軒家

スペースを争う闘いは始まっている

急激に増えた住宅の需要の影響で、供給不足が起き、価格が上昇しているようです。この状況は来年も続くだろうと報じられています。イギリスでは既にスペースを争う闘いが始まっているのです。

自然にかこまれた家での暮らし、働く環境はとても快適です。日本でも話題となっている地方移住ですが、今がチャンスかもしれません。思い切ってスタートを切ってみてはいかがでしょうか。

【参考URL】
North West England leads housing boom with prices up 15%
Why house prices are rising so fast in a pandemic
BBC News (意訳:ukihaddy)

Natures.編集部より

Nature Serviceは自然と融合した法人向けレンタルオフィススペース、信濃町ノマドワークセンターを運営しています。30人強を収容できるワークスペースを有し、近年大きな注目を集めているリモートワークやワーケーションを実践できる施設です。また、起業家や経営者の方々が落ち着いて働けるように、1~3人程度の少人数でご利用できるエグゼクティブ向けのワークスペースもご用意しております。さらに、ノマドワークセンターのある敷地内にはやすらぎの森オートキャンプ場が併設されています。ワーケーションのなかにキャンプを取り入れ、ぜひ、皆さまには新しい働き方の1つとしてご利用していただけることを願っております。都会と変わらない作業やネット会議を行いながら、時折施設周辺を散歩し、木々や葉っぱの擦れる音、鳥たちの鳴く声に耳を傾け、生産性や創造性などの知的労働生産性の高まりを肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか。

信濃町ノマドワークセンター

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