私が「ワーケーション」という言葉を知ったのは、コロナパンデミックが始まってからのことでした。在宅ワークやリモートワークが推奨されるようになり、多くの人が新しい仕事の様式に移ってからのことです。

調べてみましたら、ワーケーションという言葉は2000年ごろにアメリカで生まれたとのこと。日本でもコロナが広まる前からすでに大手企業では導入されていたそうですし、コロナ直前の2019年11月に「ワーケーション自治体協議会」が設立されていました。

でも振り返ってみると、ずいぶん前から自分も似たようなことはしていました。仕事の勉強やプレゼンテーションの準備に海岸や公園、カフェによく行っていましたし、今も時々その機会を作っています。いつも妻も一緒ですので、半分はレクリエーションを兼ねていますが……。

私の場合は日帰りで、しかも自宅から1~2時間で行ける静かな場所を見つけては足を運んでいます。ですので「プチワーケーション」ですが、でもこれがとても良いんですね。

プチワーケーションにはどんな効果を期待できるか

自分の経験からワーケーションは効果的と言えるのですが、この機会にワーケーションのメリットについて専門的な検証がされているかどうか調べてみました。すると、企業や自治体が実施したいくつかの調査結果が見つかりました。

実験によって検証結果の取り上げ方が異なりますが、簡単にまとめてみますと、「リラックス効果とそれに伴うストレスの低減」と「仕事に対する集中力とパフォーマンスの向上」という二大メリットがあるようです。加えて、休暇が取りやすくなったとか、家族サービスが同時にできて良かったという声がありました。

私が行っているプチワーケーションでもこの二大メリットは大いに感じますし、別々のものというより相乗効果を発揮してくれます。

相乗効果を発揮するプチワーケーションのメリット

まずリラックス効果とストレス低減効果ですが、プチワーケーションでも大いに感じます。自宅近くであっても海岸や公園に行くだけで気持ちが高まります。いつものコーヒーを野外でいれるだけでもリフレッシュできますからね。

そして、リラックスすると頭がさえる ~ 頭がさえると集中力が高まる ~ 集中力が高まると仕事がはかどる、という具合に相乗効果を起こすのです。読んでいるものがすんなりと頭に入ってきたり、新鮮なアイデアが生まれたり、プレゼンテーションで使える響きのよい言葉や表現が浮かんできたりします。

自宅だと気を散らすものが多いので、しばしば仕事と関係のないことをしてしまいます。野外でもいろいろ目に入るもの、耳に付くものがあるのですが、注意をそらすというより不思議と集中力を高めてくれるように感じます。例えば、波の音を聞いていると気分がゆったりしてきて、じっくり考える雰囲気を作ってくれますね。

もちろん課題もあげられていました。例えば、仕事とプライベートを分けるのが難しく仕事時間があまり取れなかったという意見がありました。そのコメントはよく理解できます。確かに仕事時間は少なくなりますが、プチワーケーションのリラックスとパフォーマンスアップの相乗効果により、短時間でもクオリティは上がるように思います。

自宅でもプチワーケーションのような環境を作り出してみる

プチワーケーションの効果は大きいですが、いつでもできるわけではありません。自宅でも何かそれに近いことはできないものかと考えて、簡単なものですがスタンディングデスクを自作しました。それを窓際に置き、外の景色を見ながら、木々が風になびく音や鳥のさえずる声を聞きながら仕事ができるようにしてみました。

実際に試してみたら結構良かったので、最近はもっぱらこの環境で仕事をしています。工夫はしてみるものですね。でもやはり本心は……外に行きたい!

取り入れてみたいプチワーケーション

本当は数日自宅を離れ、全く違った環境に身を置きつつ仕事をする方が効果的なのでしょう。その方がワーケーションのメリットをより実感できると思います。とは言っても実行するのはなかなか難しいものです。

でもプチワーケーションでしたら取り組みやすいかもしれません。近所の公園のベンチでも、カフェでも可能です。自宅のベランダでもできそうですね。

プチワーケーションでしたら気軽に実行できますし、リラックス効果とパフォーマンス向上の両方を実感できるはずです。ぜひプチワーケーションを試してみるのはいかがですか?

参考資料
https://it.impress.co.jp/articles/-/21662
https://www.tokyu-land.co.jp/company/challenge/vol35.html
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/200727.html

Natures.編集部より

Nature Serviceは自然と融合した法人向けレンタルオフィススペース、信濃町ノマドワークセンターを運営しています。30人強を収容できるワークスペースを有し、近年大きな注目を集めているリモートワークやワーケーションを実践できる施設です。また、起業家や経営者の方々が落ち着いて働けるように、1~3人程度の少人数でご利用できるエグゼクティブ向けのワークスペースもご用意しております。さらに、ノマドワークセンターのある敷地内にはやすらぎの森オートキャンプ場が併設されています。ワーケーションのなかにキャンプを取り入れ、ぜひ、皆さまには新しい働き方の1つとしてご利用していただけることを願っております。都会と変わらない作業やネット会議を行いながら、時折施設周辺を散歩し、木々や葉っぱの擦れる音、鳥たちの鳴く声に耳を傾け、生産性や創造性などの知的労働生産性の高まりを肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか。

信濃町ノマドワークセンター

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