「ワーケーション」という言葉をよく聞くようになりました。「Work×Vacation」から作られた言葉ですが、「仕事×休暇」は一見矛盾していますよね。でも、新しい生活様式や働き方が求められるようになった昨今、「ワーケーション」は新たな可能性を開くものとして注目されています。

今回は、「Workation explained: What it means and how it works」の記事を参考に、『今さら聞けない「ワーケーション」。働き方と生き方の可能性を広げよう!』と題して、ワーケーションの基礎知識や可能性をご紹介します。

「ワーケーション」ってなに?

仕事と休暇を組み合わせた「ワーケーション」。どこかで休暇を取りながらも、仕事もするという働き方ですが、ではどのくらい仕事をして、どのくらい休暇を取ればいいのでしょうか。仕事のメールを少し確認するぐらいでいいのか、それとも会社で働いている時の50%ぐらいは働かないといけないのでしょうか。

「ワーケーション」は新しい働き方なので、実は具体的な定義はありません。仕事の量だけでなく、どこでどのくらい休暇を取るのかについても曖昧です。

ここでは「Tourism Teacher」 という旅行と観光業についての学術的知識を提供している会社の定義を紹介しておきます。

「ワーケーション」とは、それなりの時間が仕事に費やされている休暇のことである。

これからは「ワーケーション」の時代なの?

コロナの蔓延で否応なく働き方の変革が求められましたが、失うものばかりではありませんでした。

会社という場所に縛られていなくても仕事はできるし、常に上司に監視されていなくても自律して働けるということを証明する機会にもなったのです。また、通勤や出張で使う車や飛行機で空気を汚染することもなく、パソコンのスイッチを入れれば遠く離れた取引先ともつながれるということにも気付かせてくれました。

コロナが収束した後も、この気付きが消えることはありません。むしろ、この気付きはより自由で経済的で地球にやさしい働き方に進化していくと考えられています。

「ワーケーション」でなにが変わるの?

「ワーケーション」は、働き方を変えるだけではありません。私たちの生活や人生を変えていくものでもあります。

毎日一定の時間を通勤や職場に縛られ、自由に使える時間が少なかった生活に「自由」を組み込むことができるようになるのです。長期休暇を取りづらかった人が仕事を持ち込みつつもリゾート地で休暇を楽しめたり、子どもとの時間を大切にしたり、これまでとは違う形で仕事をするという選択ができるようになります。

「ワーケーション」は、自分たちの生活を自分でデザインし、人生をより豊かにする可能性を与えてくれるものなのです。

「ワーケーション」に興味が湧いてきましたか。「仕事」と「休暇」を組み合わせて、これまでにはなかった働き方を検討してはいかがでしょうか。

 

(参考)
Workation explained: What it means and how it works

Natures.編集部より

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Nature Serviceは自然と融合した法人向けレンタルオフィススペース、信濃町ノマドワークセンターを運営しています。30人強を収容できるワークスペースを有し、近年大きな注目を集めているリモートワークやワーケーションを実践できる施設です。また、起業家や経営者の方々が落ち着いて働けるように、1~3人程度の少人数でご利用できるエグゼクティブ向けのワークスペースもご用意しております。

さらに、ノマドワークセンターのある敷地内にはやすらぎの森オートキャンプ場が併設されています。ワーケーションのなかにキャンプを取り入れ、ぜひ、皆さまには新しい働き方の1つとしてご利用していただけることを願っております。都会と変わらない作業やネット会議を行いながら、時折施設周辺を散歩し、木々や葉っぱの擦れる音、鳥たちの鳴く声に耳を傾け、生産性や創造性などの知的労働生産性の高まりを肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか。

信濃町ノマドワークセンター

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