SDGsの達成目標であるNo.12「つくる責任、つかう責任」には、ごみ問題も含まれています。日本も例外ではなく、ごみ問題は大きな課題の1つです。ごみのポイ捨てなどの地域問題はもちろん、日本全体のごみ排出量も非常に多いのが現状です。今回はSDGsの視点からみた日本のごみ問題について、排出量やその原因について深掘りしてみたいと思います。

日本のごみ排出量の現状

日本のごみ(一般廃棄物)の総排出量は、平成30年の段階で年間4,200万トン以上といわれています。これは東京ドームの約115杯分の量であり、1人1日あたり約1kgのごみを出している計算です。わたしたちも無意識に何度もごみを捨てていると思いますが、それが1日積み重なると1kgほどになるとは驚きですよね。

日本のごみ総排出量は他の国と比較しても上位に入るほどなので、国土の狭さも考慮するとこの問題の深刻さがわかります。年々ごみの排出量はゆるやかに減少していますが、人口の過疎化・高齢化にともない、ごみを処理する施設も減少しています。その結果ごみの排出量が減少しても、処理が追いついていない状態です。

わたしたちの身近にあるごみ問題

ごみ問題の原因はさまざまですが、わたしたちの身近な問題として「ごみのポイ捨て」と「フードロス」があげられます。ごみのポイ捨ては観光地や海で起こりやすく、決して無視できない問題です。ポイ捨てされたごみはその観光地の景観を損ねるだけでなく、地域の自治体が処理を負担しなければいけません。海上に漂流するプラスチックごみも、海の生態系を乱すほどの影響が出ています。

またフードロスもごみを増やしている要因の1つです。食品が豊富になることで、わたしたちはさまざま食べ物を安価で購入できる時代になりました。しかしその影響で必要以上に食品を購入してしまい、結局食べきれずにごみとして捨てる頻度が増加しました。

身近なごみ問題を防ぐための取り組み

このような身近なごみ問題を防ぐためには、以下の取り組みを心がけることが必要です。

  • 海・観光地へのポイ捨てはしない
  • リサイクルを意識する
  • 必要な食べ物だけを購入する

どれも比較的シンプルなものですが、1人1人がこの取り組みを徹底するだけでも、結果は大きく変わるでしょう。

まとめ

日本のごみ問題は世界的にも大きな課題ですが、わたしたちでも解決できる課題がたくさんあります。どんな問題も、解決の糸口には個人の取り組みが必須です。まずは日本のごみ排出量の状況を理解し、そこから身近にできる課題から取り組んでいきましょう。

参考:
環境省|一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和元年度)について

Environment at a Glance2015

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