長野県にあるやすらぎの森オートキャンプ場は雄大な妙高山を満喫できるロケーションで、多くのキャンパーから人気を集めています。ここの魅力はなんといっても、広大なフリーサイト。妙高山が目の前に見える展望台付近にテントを設営するキャンパーが実はとっても多いです。でも、大人だけのキャンプであれば問題は少ないかもしれませんが、子連れの場合は水場やトイレからの距離を考慮して設営することも大切です。

今回は、やすらぎの森オートキャンプ場のフリーサイトにおいて「ファミリーキャンプのテント設営時のポイント」や「ファミリーキャンプで便利な持ち物」について解説していきます。

ファミリーキャンプでテント設営場所を決めるポイント

雲がかかっているが、正面が妙高山

ファミリーキャンプでのテント設営は、次のポイントを押さえると失敗が少ないです。

  • 水場やトイレに何往復してもつらくない場所
  • 車の出入りが少ない場所
  • テントがあまり密集していない場所

キャンプなので大自然や景色を満喫できるロケーションを重視したいところですが、ファミリーキャンプの場合は使い勝手も非常に重要です。水場やトイレは子どもを連れて何往復もしますし、特に小さいお子さんはトイレが遠いせいで間に合わなくなることも考えられます。お子さんが大きくなって一人でトイレに行かせるご家庭でも、様子を見守れる距離だと安心です。

また、車の出入りが少ない場所を選ぶのもポイント。キャンプを満喫するためには安全であることが絶対条件です。車の出入りが多い場所は、子どもが飛び出してしまう可能性があるので避けたいですね。

そして、テントが密集している場所からは少し距離を取ることも大事です。子どものはしゃぎ声がうるさかったり、知らず知らずのうちに他人のテント周りへ子どもが侵入して迷惑をかけてしまったりするかもしれません。他人への気配りは当然必要ですが、何かある度に子どもに注意しなければならない環境では親子でストレスになります。テントの設営場所を工夫して、自分もみんなも楽しめるキャンプにしていきましょう。

ファミリーキャンプで便利な持ち物

広大なフリーサイト

ファミリーキャンプで活躍する便利な持ち物を紹介します。

  • ウォータージャグ
  • 料理用のカゴやバケツ
  • レインコートと傘

ウォータージャグがあれば手洗いや料理で水場に行く回数を減らせます。下が地面なので石鹸や洗剤は使えませんが、食べもので汚れた手をちょこっとすすいだり、野菜を洗ったり、鍋に水をくんだりと簡単なことであれば自分のサイト内で完結できます。

濡れたり汚れてもよい料理用のカゴやバケツも準備しておくと便利です。ウォータージャグがあったとしても、水回り全般がまかなえるわけではありません。大量の野菜を洗うときや、料理時や食後に出る洗い物は水場を使う必要があります。その時にカゴやバケツがあれば、何往復もすることなく一気に荷物を運べます。洗い上がりの食器も持ち帰れるのでかなり便利ですよ。

また、山の天気は変わりやすいので雨具の準備は必須です。特に、子連れの場合はレインコートと傘の両方を持っていくことをおすすめします。レインコートはテント組み立てなどの作業中には便利ですが、ちょっと外に出たいときにいちいち着脱するのは不便です。夜間のトイレのときも、傘の方が便利です。傘もレインコートも両方持参することで、雨のキャンプも楽になります。

ファミリーキャンプは子どもに配慮する点も多く大変ですが、一生残るすてきな思い出になります。小さい頃からのキャンプ経験は子どもの心や体を大きく成長させるはずです。

上手に工夫しながら、自分たちに合ったキャンプのベストスタイルを探してみてはいかがでしょうか。

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