寒い冬と冷たい雪。早く冬が終わって暖かくなってほしいと思っている人も多いのではないでしょうか。でも、実は冬の寒さや雪にはさまざまな良い効果があるのです。今回は「10 Surprising Health Benefits Of Snow Very Few People Know About」と「Benefits to Snowy, Cold Weather」の記事を参考に、寒さや雪の効果を紹介します。

鎮痛と睡眠効果

冬の寒さには、痛みを和らげる効果があります。寒いと血管が収縮するため血液の循環が遅くなり、痛みや腫れを軽減することにつながります。また、寒さは神経線維の末端を麻痺させる効果があるとも考えられています。さらに、寒さによってノルエピネフリンという痛みを軽減するホルモンの血中濃度が高まるという研究もあります。寒さは、天然の鎮痛剤とも言えるものなのです。

また、寒い冬には日照時間が短くなりますが、そのことが良い睡眠をもたらすとも考えられています。日光に当たる時間が短くなることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が誘発されるのです。ストレスの多い日々を過ごしていると睡眠不足になりがちですが、冬には睡眠スイッチがオンになり心と体を休ませてくれます。

カロリー消費効果

雪の中を歩いたり、寒い中で体を動かしたりすることは大変ですよね。でも、それはトレーニングの観点からみると良い負荷がかかっている状態で、ジムで運動しているような効果を得ることができます。例えば、1時間ほどスノーシューを履いて雪道を歩けば500キロカロリーが消費され、クロスカントリースキーをすれば570キロカロリー以上を消費することができると算定されています。ウォーキングやジョギングよりも効率的にカロリーを消費することができるのです。

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でも、寒い雪の日にわざわざ運動をしに出掛けるのはおっくうだと思うかもしれません。そんな人は、雪遊びをするだけでも十分です。雪合戦をしながら走り回ったり、そりで丘を滑ったり上ったりして遊んでいるだけで1時間に500キロカロリーが消費されます。それすら面倒に感じる人は、雪だるま作りはどうでしょうか。1時間作っていれば300キロカロリーを消費することができます。

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土壌の断熱効果

雪は人々に良い効果があるだけでなく、土壌や植物の役にも立っています。雪で作ったかまくらの中が暖かいように、雪には断熱効果があります。雪が降って土の表面を覆うことで熱が逃げにくくなり、土壌の凍結が防がれます。そして、土の中にある植物の根や球根も寒さから守られるのです。

また、雪は枯れ葉や草を堆肥に変えて土の質を良くするという効果もありますし、雪が解けると植物にとって必要な水分となります。雪は、暖かい春に向けて静かに土壌や植物を育てているのです。

(参考)
10 Surprising Health Benefits Of Snow Very Few People Know About
Benefits to Snowy, Cold Weather

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