持続可能な未来のために今日からできる小さな取り組み

地球温暖化や気候変動が急速に進んでいます。猛暑や暖冬、ゲリラ豪雨、農作物の価格の上昇など、日常生活への影響も深刻になってきています。この状況を少しでも改善するために、一人一人が取り組んでいく必要があります。でも、一体何から始めればいいのでしょうか。今回は「5 Sustainable Resolutions to Add to Your List」と「5 Sustainable Resolutions And How To Achieve Them」の記事を参考に、持続可能な未来のために私たちができる小さな取り組みをご紹介します。

プラスチックを減らす

レジ袋ではなくエコバッグを使うことは広がっていますが、他にもまだまだプラスチックを減らす方法があります。例えば、食べ物をテイクアウトするときには使い捨てのスプーンやフォークは断り、洗って何度でも使える自分のものを使いましょう。また、暑い夏にはペットボトル飲料を何本も買っているかもしれませんが、自分の水筒を持ち歩きましょう。最近は給水スポットも増えているので、補充もできます。食べ物を保存するとき、ついラップやビニール袋を使っていませんか。洗える容器を使えば、環境にもお財布にも効果的です。それでもプラスチック製品の使用が避けられないことはあります。そのときは、きちんとリサイクルできるように洗って分類して捨てましょう。

ファストファッションを避ける

最先端の流行を取り入れた大量生産の低価格の服が街中にあふれています。ファストファッションと呼ばれるこのような衣類は、その年の流行を手軽に試せるという楽しさはありますが、環境にとっては悪影響です。ファストファッションの衣類は一般的に低品質で寿命が短く、またすぐに流行遅れになるので、数回の使用で捨てられるものが多くあります。これが大量の廃棄物となり、ごみ処理の問題を引き起こしています。高級な服を買う必要はありませんが、自分が気に入ったものを買い、長く大切に使うだけでも環境問題の改善につながります。

水道や電気を節約する

水道や電気の節約には、すでに取り組んでいるかもしれません。でも、今一度自分の行動を振り返ってみましょう。歯を磨いているときに水を止めていますか。シャンプー中にシャワーを出しっ放しにしていませんか。部屋に誰もいないなら電気を消していますか。少し意識するだけで、もっと水道や電気の使用を減らせるかもしれません。環境のためだけではなく、自分の家計のためにもなることなので、ぜひ見直してみてください。

よりアクティブに過ごす

アクティブな生活は、環境にも良い影響を与えます。どこへ行くにも車を使うのではなく、歩いたり自転車を使ったりすることで二酸化炭素の排出が抑えられます。また、家を離れてキャンプをしてみると、限られた食材を組み合わせてアレンジしたり、ごみを減らそうと心掛けたりするので、無駄を最小限に抑える方法を考えるようになります。また、自然の中で過ごすことで、自然保護への意識も高まります。