Koli国立公園編からの続き

湖畔に佇むリゾートホテルはヌルメスにあるボンバーハウス
サマーシーズンを過ぎて人も少なくとても静かです。


カレリアンな好青年のガイドに誘われ、森をのんびりと歩くこと2キロ。
たどり着いた所にカヌーが3槽浮かんでます。
小雨がパラつくなか、ゆっくりと漕ぎ出し、小さな橋をくぐり抜けると、前日にコリ国立の展望台から見下ろしていたピエリネン湖へ。

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水面から湖底へ視線を移すとフィンランド特有の茶褐色の水で底は見えない。
それでも時折浮かぶ小花や浮草がオールの側を通り過ぎます。

周囲を見渡せば、先ほど歩いてきた森の小道が見え隠れし、低い樹林帯が続きます。
時折小さな小島が見え隠れ。
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ふいにカレリアンボーイガイドが「ベリー積みに上陸しよっか!」と微笑む。
私たちは夢中になってビルベリーを摘みながら食べながら…
果実汁で赤紫になるのは手ばかりでなく、食いしん坊さんは口元も染まる(笑)

再びカヌーに乗り込みひたすらゆったり漕ぐ。
繰り返しパドルと水音のハーモニーや柔らかく揺れる水面をみつめているだけで1/fのゆらぎなのせいだろうか、とても眠くなる。
遠くで聞こえる小鳥のさえずりも相まってココロもカラダも癒されます。

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帰還するとバーベキューランチが待ってる。
少し雨が強くなり大丈夫か⁈と思いきや、なんと小屋の中にカレリアンボーイが入っていく。
笑顔の手招きに中へ入ると、そこには2つ室内用焚き火台があり、冷えたカラダを心地よく温めてくれます。
そしてピーラッカに乗ったサーモンと野菜のオープンサンドとハーブティをいただきます。

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おもむろに彼は細めの枝の先を何本も削り始めた。
その先にはフィンランドではおなじみの大きくてふっくらしたソーセージ「マッカラ」を刺し込み、一人一人に手渡してくれた。続いてフィンランド特有のパンを枝先に巻きつけ再び炭の上に。
メニューはいたってシンプルですが、自分自身で焼いて食べることがカレリアンバーベキューらしい。

翌朝は朝日に光る湖が見たくてちょっと早起き。

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誰もいない湖の桟橋で静かに目を閉じると、桟橋に寄せる水の音や小鳥たちの遊ぶ音に耳を傾けます。
朝もやが風にのって湖面をすべる風景を眺めていると暫し時を忘れてしまいます。
ときおり、森の彼方かから聞こえる甲高い動物の声にハッとします。

こんなにも静かな朝はいつぶりだろうと思うくらい素敵なひとときを楽しむ。

さぁ、次は2年ぶりに会える風景牧場を営むご夫妻に会いに行こう!

NPO法人 Nature Service 正会員 西日本エリア担当 森林セラピスト
京都生まれ、大阪育ち、豊中市在住。人も自然の一部であることを思い出し、本来の自分に還り生きることを提唱。木漏れ日の中で平坦な森を歩くのは好きやけど、直射日光の中で高低差のある山は苦手です。

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