国内で「青い海にダイビング」と聞くと沖縄を想像する人が多いと思いますが、北海道にも人々を魅了する海があります。その場所は積丹半島。札幌から高速道路を経由して約2時間半でたどり着くその半島は、まさに北国のマリンパラダイスなのです。

北海道の西部、日本海に突き出した積丹半島は、道内屈指の豊かな漁場であるとともに、「積丹ブルー」と呼ばれる高い透明度を誇る神秘的な海です。南の海にはない魅力に惹かれ、全国から多くのダイバーが訪れる人気のスポットになっています。

積丹ブルーを堪能するには、スキューバーダイビングが一番ですが、ライセンスの取得や道具のレンタルなど、費用が掛かります。気軽に積丹ブルーに浸りたいのなら、シュノーケルがおススメ。ホームセンターなどで2000~3000円程度で売っていますし、小学生くらいのお子さんでも楽しむことができます。

積丹でのおススメスポットは、「道営野塚野営場」です。砂浜のビーチに岩場が隣接しているので、キャンプをしながらシュノーケルを楽しめるという絶好の場所なのです。しかも利用料は無料。地元の有志の皆さんによって管理されているので、ルールを守って使いたいですね。

お手軽なシュノーケルですが、自然を相手にする以上、油断は禁物。何かあっても助けられるよう2人以上で行動し、酸欠にならないよう適度な休憩を心がけてください。また、岩場で足を怪我しないようマリンシューズもお忘れなく。

準備ができたら、さっそく海に入りましょう。北海道の夏は短く、7月下旬から8月上旬のわずかな期間だけがハイシーズン。真夏でも天気によっては、鳥肌が立つくらい寒くなるので注意が必要です。

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積丹ブルーに身を沈めると、マフグやイシダイなどの小魚の群れがお出迎え。魚群を追いながら、ゆらゆらと揺れる海藻の合間を抜けて泳ぎまわります。南の島のようなカラフルな魚はいませんが、北海道屈指の漁場だけあり、ホッケ、アブラコ(アイナメ)などのおいしそうな魚が次々と登場します。

ヤドカリが悠々と歩いていたり、岩場にカニが隠れていたり、次々と新しい発見があるので飽きることがありません。海底には積丹の海らしくウニがゴロゴロ。「ウニ丼何杯分だ?」と思うと、お腹がクーっと鳴りました。もちろん捕獲は密漁になるので、眺めるだけにしておきます。

積丹の海には水族館ではあまり展示していない魚も回遊しています。水中撮影が可能なカメラで撮影して、名前を調べてみるのも楽しいですよ。今年の夏はシュノーケルで積丹ブルーを堪能してみませんか?

フリーライター&フォトグラファー
運動神経が鈍いためスポーツは苦手ながら、アクティブに動くのは大好きなマルチライター。「自然をリスペクトする」をポリシーとし、夏はキャンプやツーリング、冬はスノーバイクなど、誰でもできるレクリェーションをチープに楽しんでいます。

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