『自然・火・酒・音・仲間』を合言葉に大盛況のうちに終わった WILD NIGHT CAMPING PARTY 2015。大声で笑い、踊り、静かに語り、普段の生活から少し離れた空間を仲間とともに満喫した2日間でした。

さて、WILD NIGHT CAMPING PARTY(以下、「WNCP」)を語る上で決して欠かせないのがキャンプファイヤー。WNCPでキャンプファイヤーを楽しんだばかり!という人も多いと思いますので、キャンプファイヤーにまつわるエピソードを持つ人物をご紹介しましょう。

キャンプファイヤー WITH 大統領!

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現代のキャンプファイヤーには、キャンプの最後を盛り上げる、いわばシメのような役割がありますが、過去にはキャンプファイヤーの場を大統領との対話に利用した人物がいます。彼の名はジョン・ミューア。スコットランドからアメリカに移住し、アメリカの自然保護活動に大きく貢献した人物です。

今から100年以上も前の1903年、ミューアは時の大統領、セオドア・ルーズベルト(第26代米大統領)と3日間のキャンプをともにしました。夜になるとキャンプファイヤーを囲み、ヨセミテ渓谷の保全を強く訴えかけたと言います。

ミューアにとって、キャンプファイヤーの炎が作り出す優しく温かい空間は、自然保護に対する思いの丈をぶつけるうってつけの場所だったのかもしれません。ジョン・ミューア、なかなか思い切ったことをした人物です。

キャンプファイヤー WITH ファン!

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そしてもう一人、キャンプファイヤーを語る上で欠かせない人物がいます。イギリスのロッカー、ジョー・ストラマーです。彼はキャンプファイヤーをこよなく愛した男でした。グラストンベリー・フェスティバルと呼ばれる野外ロック・フェスティバルでは自らが火を焚き、ファンと共にキャンプファイヤーを楽しんでいたそうです。

彼にとってキャンプファイヤーの炎は、その前にいる誰をも平等に照らし、自身が有名人であることも忘れさせてくれる存在でした。人々と真の意味で友情やつながりを感じ取れる場所、それがキャンプファイヤーであると考えていたようです。ミュージシャンである彼にとって音楽は大切なものでしたが、それと同等、もしくはそれ以上にキャンプファイヤーを大切にしていたそうです。

キャンプファイアーにまつわるジョン・ミューアとジョー・ストラマーの話を紹介している海外記事には、「キャンプファイヤーは誰のものでもなく、その場にいる皆のものである。」と書かれています。有名、無名、職業、年齢を問わず、炎の前では誰もが対等でいられるということなのです。

キャンプファイヤーを囲み大統領と対談したジョン・ミューアしかり、ファンとの交流を楽しんだジョー・ストラマーしかり、キャンプファイヤーには社会的立場などの垣根を全て取っ払い、本当の友情やつながりを生み出す効果があるのかもしれません。

キャンプファイヤーの炎は不思議なほど穏やかで温かみのある空間を作り上げてくれます。今年のWILD NIGHT CAMPING PARTYに参加できなかった人も、来年はぜひご一緒にキャンプファイヤーの温かい炎を囲み、ともに笑い、はしゃぎ、語り合いましょう!

The campfire-is-new-dinner-party|The Guardian
Matthew de Abaitua (意訳:菊地薫)

 

yasuragibanner

 

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