アメリカやカナダで愛されているキャンプの定番スイーツ「スモア」。キャンプでスイーツ!?と思う人もいるかもしれませんが、「簡単なのに甘くておいしい」とキャンプでは大人気なんです!
今回は、今年のキャンプでぜひ作って欲しい「スモア」をご紹介しましょう。
スモアってなあに?
まずはスモアの名前の由来から。作るたびに「Some more!」(もっとちょうだい!)とおねだりされるほど大人気で、いつの間にやら「Some more!」が「S’more」と短縮されて「スモア」と呼ばれるようになったとか。アメリカやカナダのスモア人気は絶大で、毎年8月10日をNational S’mores Day(スモアの日)として各地でイベントを開催するほどなんです!
ここまでキャンプスイーツとして定着しているスモアですが、実は誰が最初に作り始めたのかはわかっていません。ただ、1927年のガールスカウトのハンドブックにはその作り方が記されており、そこを起源とする見方が多いようです。
それでは早速スモアの作り方に移りましょう。
スモアの作り方
準備する材料はマシュマロ・グラハムクラッカー・板チョコの3つだけ。マシュマロを小枝に刺して、トロっとするまで火であぶり、焦げ目がついたらグラハムクラッカーの間にチョコレートと一緒にムギュっと挟む。マシュマロの熱でチョコレートもほどよく溶け、とろとろ熱々のあま~いスイーツがあっという間に完成です!基本的な作り方は下記動画を見ていただくと、とても分かりやすいと思いますよ。
いかがでしたか?とってもおいしそうですよね。動画のなかでもご紹介していましたが、電子レンジを利用して自宅で作ることも可能です。とはいえ、スモアはキャンプ中に焚き火をしながら作る方が楽しいですよね。キャンプ独特の雰囲気を感じながら、アツアツトロトロのスモアをぜひ召し上がって下さい。
スモアパーティーなんてものも!
種類の違うグラハムクッキー、マシュマロやチョコレート、さらにはキャラメルやピーナッツバターソースなども追加して「スモア・パーティー」を開催!こちらの映像も良かったら参考にしてくださいね。
What’s Cooking Americaによると、スモアに正しい作り方というのは存在していません。この動画のように自分が好きな材料をプラスしてみるのも楽しいかもしれませんね。アメリカやカナダではキャンプを通してスモアのレシピが親から子へと受け継がれていくそうですよ。
そして最後は、Nature Serviceで作成した「マシュマロ焼き方講座」の動画で締めくくりたいと思います。スモアを作る際にポイントとなるマシュマロの焼き加減を解説していますので、焚き火の雰囲気を感じながらこちらの動画も楽しんでいただければと思います!
焚き火とともに、スモアを楽しんでみてはいかがでしょうか?
《参考URL》
Smores Recipe – How To Make Smores|What’s Cooking America
(意訳:菊地薫)
Nature Serviceのウェブメディア NATURES. 副編集長。
自然が持つ癒やしの力を”なんとなく”ではなく”エビデンスベース”で発信し、読者の方に「そんな良い効果があるのなら自然の中へ入ろう!」と思ってもらえる情報をお届けしたいと考えています。休日はスコップ片手に花を愛でるのが趣味ですが、最近は庭に出ても視界いっぱいに雑草が広がり、こんなはずじゃなかったとつぶやくのが毎年恒例となっています。