キャンプの驚きの効果を、Sport-Fitness-Advisorの記事を参考に3回シリーズでご紹介しています。1回目は「子どもをキャンプに連れ出そう!学習能力や自信を育てる絶好の場に!」と題して、キャンプが子どもに与える効果をご紹介しました。2回目の今回は、キャンプを通してビジネスパーソンが得られる効果をご紹介します。

問題解決能力を磨く

キャンプをすることで、問題解決能力が磨かれます。

キャンプではテントを張ったり、薪を探したりと、家にいたのでは経験することのないさまざまな作業があります。さらには、急に雨が降ってきたり、持ってきた食糧が足りなくなったりという予期せぬ事態が起こることもあります。そういった状況をどう乗り越えるか。

そこで必要になるのが創意工夫です。今までのやり方や常識にとらわれるのではなく、どうすればこの状況を解決できるのかを考える。その過程を通して、問題解決に必要な認知能力が鍛えられていきます。そして、創意工夫と試行錯誤をする中で新たな知識を得ることもできます。

キャンプを通して出会う新しい経験や挑戦が、問題解決能力を磨いていくのです。

創造力を磨く

キャンプをしていると聞こえてくるのは、自然の音やたき火の音だけ。この静かな孤独の時間を持つことが、新しいアイディアを生み出したり、創造力を高めることに役立ちます。

多忙なスケジュールと日々の雑事に追われていると、心は疲れ果てています。そんな状態で、新しいアイディアが生まれるわけはありません。

でも、森の中で一人で過ごすことで、自分の感情を見つめ直し、そして改善させていくことができるのです。ある研究によると、緑に囲まれた環境で過ごすことは、心を癒し気持ちを爽快にさせることがわかっています。

自然の中で静かに一人の時間を持つことのできるキャンプをすることによって、心の中に溜まったストレスが洗い流され、創造的な新しいアイディアを生み出せるようになるのです。

関連記事:散歩の不思議!大事なときほど、自然のなかへ【ハイパフォーマーの習慣をヒントに!】

集中力を磨く

キャンプは、集中力を高めることにも効果があります。

インターネットにアクセスしない日はない毎日。コンピューターやネットワークに囲まれた現代の生活では、何か一つのことに焦点を当てるという集中力が弱められています。時間刻みのスケジュールやマルチタスクにより焦点が細分化され、そのことが心の健康に悪影響を与えているのです。

しかし、キャンプでの活動は違います。キャンプでは、テントを張る、薪を割るといった一つの作業に焦点を当て、その一つ一つをきちんと完了させるということが求められます。多くのことを同時にやるのではなく、一つのことを成し遂げるという時間を持つことによって集中力が高められていくのです。

さらに、一つのことに焦点を当てるということは、一つのことに細心の注意を払うということにもなります。これにより、物事を詳細に記憶するという力も磨かれていきます。

問題解決能力や創造力を磨くことにも効果のあるキャンプ。少し仕事から離れて、森の中で静かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

関連記事:「心身の不調を感じる時こそキャンプにでかけよう!心と体を癒やす絶好の場に!

(参考)
20 Amazing Benefits of Camping and Top Tips for Beginners
Jenn Stark氏より上記記事の使用許可をいただいております。

Nature Serviceのキャンプ場

Natures.編集部より

Nature Serviceはやすらぎの森オートキャンプ場を運営しておりますが、同敷地内には自然と融合した法人向けレンタルオフィススペース、信濃町ノマドワークセンターが併設されております。30人強を収容できるワークスペースを有し、近年大きな注目を集めているリモートワークやワーケーションを実践できる施設です。また、起業家や経営者の方々が落ち着いて働けるように、1~3人程度の少人数でご利用できるエグゼクティブ向けのお部屋もご用意しております。キャンプのなかにワーケーションという概念を取り入れ、ぜひ、皆さまには新しい働き方の1つとしてご利用していただけることを願っております。都会と変わらない作業やネット会議を行いながら、時折施設周辺を散歩し、木々や葉っぱの擦れる音、鳥たちの鳴く声に耳を傾け、生産性や創造性などの知的労働生産性の高まりを肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか。

信濃町ノマドワークセンター

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