テントを張った場所は自分だけの秘密基地!野営の魅力と注意点
河川敷が狙い目!野営の場所選び
に引き続き、野営時の心得として自然を汚さないルールやマナーをテーマとします。

その中でも肝に銘じておきたいポイントを2点解説していきます。

  • ごみは全て持ち帰る
  • 直火でのたき火は避ける

残念な現状

SNSで意外と多く見かけるのはキャンパーが残していった残念な痕跡。
明らかにここでキャンプをしたであろうことが分かり、ごみ(食べ残しの生ごみやたばこの吸い殻、空き缶・空き瓶など)や、たき火の跡(燃えた後の炭が放置されたまま、など)が残っているのを見かけることがあります。

こういったマナーの悪さが原因でキャンプが禁止されたり、閉鎖されたりした場所は少なからず存在します。
大自然に思う存分触れられる野営ですが、現状はマナーの悪いキャンパーはゼロではありません。

自然を汚さないために

上記で触れましたが自然を汚さないために押さえておきたいポイント

  • ごみは全て持ち帰る
  • 直火でのたき火は避ける

をそれぞれ解説していきます。

ごみは全て持ち帰る

初めからごみは全て持ち帰るという前提で計画をたてましょう。
キャンプ場ではごみ箱を設置しているところもありますが、野営の場合はそうではありません。自分の出したごみは責任をもって自分で持ち帰ることが原則です。

ごみの持ち帰りについて何も考えずにキャンプを始めてしまうと、ごみ袋の持参を忘れたり分別するだけの枚数が足りなかったりといったことが起きてしまい、結果的にその場にごみを放置してしまう、というキャンパーもいるわけです。
そのようなことを避けるため、ごみの持ち帰りを念頭に置いて計画を立てましょう。

直火でのたき火は避ける 

ここでいう直火とはもちろん直接地面で火をたくことですが、直火でのたき火がなぜNGなのか知っていますか。
理由はいくつかあります。

  • 地面の草木にダメージを与える:
    その場に生えている植物にダメージを与え地面を汚してしまいます。また木の間近での直火は木の根に大ダメージを与え、根が腐り最終的には倒れてしまうこともあります。
  • 火事の原因になる:
    たき火が風にあおられるなどして周囲に燃え広がる可能性があります。また燃え残った炭が消火確認されずに放置され、その残り火が火事の原因になることもあります。
  • 燃え残った炭が放置されごみとなる:
    誤解している方も多いようですが炭は自然にかえりません。それ以上分解されないのです。景観が悪くなり、炭ごみと焦げ臭さが残ります。

直火を避ける方法は後述します。

実践するための具体的な方法やテクニック

上記の「ごみは全て持ち帰り」「たき火の際は直火禁止」を実践するための具体的な方法やテクニックを解説していきます。
まずはごみの持ち帰りを実践しやすくするためにごみを減らす方法を紹介していきます。

ごみを減らす方法

調理するものは事前に下ごしらえしておく

現地で食べ物を調理する場合は、皮をむきカットするなどの下ごしらえを済ませ、プラスチック製密閉容器やファスナー付きの食品保存用袋に入れて用意し、「現地では炒めるだけ」を心がけましょう。
野菜や肉の包装や食品トレー・パックを、また野菜の皮などの生ごみを減らせます。

調味料をキャップのついた小さなボトルに小分けして用意する

塩、コショウやしょうゆ、マヨネーズなど全部持っていこうとするとかなりかさばります。調味料用の小さなボトルは100円ショップで売っているのでおすすめです。

マイボトルとマイ食器、マイはしの持参

使い捨ての紙コップやバーベキュー用の紙のお皿や割りばしのごみ(汚れて嫌な臭いのごみになってしまいます)が出なくなります。食器の洗浄もアルカリ電解水(これも100円ショップにあります。)を使いキッチンペーパーなどで拭き取り、洗剤を使って川で洗うのは避けましょう。

生ごみは紙袋を使う

食べ残しなどの生ごみは紙袋に入れておくと汁気も吸い取ってくれます。さらにごみ袋を二重にしてその紙袋を入れると臭いも軽減され持ち帰りしやすくなります。

これだけでもかなりごみを持ち帰りやすくなったと思います。

たき火の直火を避けるために
たき火台を使う

地面に防炎シートを敷きこのようにたき火台を使います。この写真では地面一面に草が生えているので適切な配慮といえます。

もちろん場所が河川敷であってもたき火台を使いましょう。

炭の回収は火消つぼを使う

火の使用後は消火を確認し炭は回収します。その際は火消つぼを使うと便利です。
火消つぼは使用後の炭を中に入れ密閉し、酸素を断つことで消火する仕組みです。火消し壺の底面も高温になるので、芝生などの地面に直置きするのは避けましょう。消火した炭は再利用できるのでおすすめです。

周囲に落ちた灰や燃え残ったまきも取り除き、使用前と変わらないレベルに周囲を片付けます。

まとめ

今回は野営のルールやマナーとして自然を汚さないための方法やテクニックを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
特に野営は自然を汚さないよう配慮が必要です。人目につかないのでちょっとくらい…と思うかもしれませんが、少しの工夫で自然を汚さずに済みます。

今回の内容をまとめます。

残念な現状
  • キャンパーが残していった残念な痕跡(ごみやたき火の跡)はまだ見受けられる。
  • こういったマナー違反によりキャンプを禁止されてしまう場所もある。
ごみは全て持ち帰る

初めからごみは全て持ち帰るという前提で計画をたてましょう。

なぜたき火の際は直火禁止なのか
  • 地面の草木にダメージを与える
  • 火事の原因になる
  • 燃え残った炭が放置されごみとなる 
ごみを減らす方法
  • 調理するものは事前に下ごしらえしておく
  • 調味料をキャップのついた小さなボトルに小分けして用意する
  • マイボトルとマイ食器、マイはし
  • 生ごみは紙袋を使う
たき火の際の直火を避けるために
  • たき火台を使う
  • 炭の回収は火消つぼを使う

まだまだ他にも自然を汚さない工夫はあるはずです。
○○を××すると~~できるなど、良いアイデアがあればもっともっと野営は楽しくなりそうですね。SNSに投稿すれば「いいね」がたくさんつくかもしれません。またキャンパー同士の情報共有につながります。

楽しみながら自然を汚さない工夫をしてみてはいかがでしょうか。

Nature Serviceのキャンプ場

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