SDGsでも課題となっているごみ問題。日本も例外ではありませんが、国内の各地域によってその状況は大きく異なります。今回はSDGsのNo.12「つくる責任、つかう責任」に注目しながら、ごみ排出量が少ない都道府県と、その取り組みについて調べてみました。

長野県のごみに対する取り組み

長野県が行っているメインの取り組みは「“チャレンジ800”ごみ減量推進事業」です。この取り組みは「2025年までに1人1日あたりのごみ排出量790g」の達成を目標としており、県民全体が市町村と連携しながら進めています。

「“チャレンジ800”ごみ減量推進事業」の具体的な施策として、以下の2つがあげられます。

  1. 信州プラスチックスマート運動
  2. 食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~

1つ目の「信州プラスチックスマート運動」は、世界的な問題の海洋プラスチックごみに対して行われる施策です。長野県は海に面した地域ではありませんが、海洋ごみの大半は陸上の川などから海に流れ込んでいるといわれています。そのため河川が多く流れている長野県も無関係ではありません。

  • ストローやレジ袋は必要なければ断ろう
  • 使い捨てよりも代替品を使おう
  • プラスチックはルールに従って分別しよう

主にこの3つの行動を呼びかけて、プラスチックの使用削減・再利用を推進しています。

2つ目の「食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~」は食品ロスの削減を目指すための施策です。食べ残しや食品の賞味期限切れなどが原因で起こる食品ロスは、ムダなごみが増える原因の1つです。特に飲食店や旅館で食べ残しが発生しやすいため、県内の店舗と協力し、食べ残しを減らす呼びかけを積極的に行っています。具体的には、宴会で最初の30分と最後の10分は自席で料理を食べる「残さず食べよう!30・10運動」などのキャンペーンがあげられます。

ごみ排出量が少ない都道府県ランキング

環境省の「一般廃棄物処理実態調査結果」(令和2年度の実績)から、1人1日あたりのごみ排出量が少ない都道府県ランキングをみてみましょう。

順位都道府県ごみ排出量
1京都府785g
2長野県807g
3滋賀県822g
全国平均901g

長野県は堂々の2位。全国平均と比較したら、約100gも少ないことになるんです。また長野県はごみ排出量が少ない都道府県ランキングで6年連続1位の実績もあります。ごみに関しての取り組みが徹底されていることがうかがえます。

まとめ

1人1日あたりのごみ排出量が少ない長野県では、県民が一丸となってごみ減量に取り組んでいるのがわかりました。しかしその内容は、わたしたちでもすぐに行える取り組みばかりです。ごみ問題の解決に裏技はなく、ひとり一人が高い意識を持つことが大切なのだと感じました。わたしたちも今より少しごみに対しての意識を高くして、身近にできることからはじめてみましょう。

参考:
環境省|一般廃棄物処理実態調査結果

長野県公式ホームページ|“チャレンジ800”ごみ減量推進事業

信州ごみげんねっと

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