「年を取ったら登山は無理…。足も痛いし、体力がもたない…。」なんて言っているシニア世代の声を聞くことがありますが、本当にそうでしょうか。実は、登山はシニア世代にぴったりの運動なんです。今回は、「Unexpected Benefits of Climbing that Will Amaze Seniors!」と「#4 – Are You Too Old for Mountaineering?」の記事を参考に、登山はシニア世代におすすめの運動である理由をご紹介します。

心臓血管系の強化

年を取ると体を動かす機会が減りますが、座っている時間が長くなると心臓血管系の病気になるリスクが高まることがわかっています。でも、登山は、その改善や予防になります。

山を上ったり下りたりするときに、心臓はより多くの血液を筋肉や脳に送り出そうとします。心臓に適度な負荷がかかると血管の伸縮性がよくなり、動脈硬化など血管の病気を予防することができるのです。

また、血液の循環もよくなり身体全体に血液と酸素が巡るので、高血圧を改善し悪玉コレステロールを下げるなどの心血管疾患のリスクを減らすことにもつながります。

骨粗しょう症の改善と予防

年齢が上がるにつれて骨粗しょう症が増加することはよく知られています。骨が弱くなるから登山はできないと考えてしまうかもしれませんが、むしろ登山をすることで骨粗しょう症の改善や予防をすることができます。

骨は負荷を与えることで強くなるので、運動をすることが大切です。でも、歩いたり散歩をしたりするだけでは十分とは言えません。平らな道を歩くことと、アップダウンのある山道を歩くのとでは骨への負荷がかなり違います。登山では、身体の重さを骨で支えながらでこぼこの山道や傾斜を上り下りするので、さまざまな方向から骨に負荷がかかり骨組織を強化することができるのです。

脂肪の減少

年齢が上がって運動不足になると体脂肪が増加します。太り過ぎは万病の元ですが、登山をすることで効率的に脂肪を燃焼することができます。

登山では比較的長い時間を歩くことになるので、普段の生活の何倍ものカロリーが必要になります。その大量なカロリーを供給するために、身体の中に蓄積された脂肪が燃焼されていくのです。また、登山中には汗をかきますが、汗をかくことでも皮膚の下の脂肪の一部が洗い流されていきます。

シニア世代の登山の注意点

登山は、老化に伴う健康のリスクを予防したり改善したりするシニア世代におすすめの運動です。ただし、無理をすれば逆に事故や怪我につながってしまう危険性もあります。そのため、以下の点には注意して行ってください。

・無理な登山はしない。最初はなだらかな山道を2~10キロ程度から。
・登山後の回復時間をしっかりとる。特に、8時間程度の良質な睡眠をとる。
・筋力トレーニングやストレッチなども登山と並行して行う。
・運動経験のない人は、まず医師と相談する。

(参考)
Unexpected Benefits of Climbing that Will Amaze Seniors!
#4 – Are You Too Old for Mountaineering?

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