オーストラリア大陸は他の大陸から隔絶されているため、固有の生態系を持ち、オーストラリア大陸にしか存在しない草花があります。自然環境に自生する花々をオーストラリアではワイルドフラワーと呼び、春にはワイルドフラワーフェスティバルが開かれるほどの熱気ぶりです。今回はそのワイルドフラワーの楽しみ方についてお話しします。

オーストラリアは乾燥している大陸

日本の約21倍という広い国土を持つオーストラリアは熱帯性から温帯性までの気候帯を持ちます。この中で春が存在するのは地中海性気候と温帯性気候であるオーストラリアの南部となります。日本と同じ温帯性気候の地域もありますが、砂漠性気候も近くにあるため、降水量は日本に比べると少なめです。そのため夏は水不足になる地域もあり、真水は貴重です。植物が生き生きとする春は短いですが、いつもとは全く異なる景色が見られます。特に比較的乾燥していない海岸沿いに自生する力強い花々が見ものです。

Bush Trail in Kings Park (筆者撮影)

西オーストラリア州のフラワートレイルが有名

オーストラリアの中でも西オーストラリア州は、Wildflower Stateと呼ばれるくらい多種多様な花々であふれています。こちらのサイトでも紹介されているように、西オーストラリア州には1万2000種類のワイルドフラワーが咲いており、その約6割がオーストラリアにしか生息していない花だと言われています。そのため州の北では冬の6月、南では春が始まる9月から大きな国立公園でブッシュウォーキングまたは海岸線をドライブし見所をまわることができます。毎年見所のランキングがアップされ、花々の様子はInstagramにもよくアップされているようです。

実際に筆者もブッシュウォーキングを行いましたが、日本の花とはだいぶ雰囲気が違いました。花弁や実は原色が多く、パリッと乾燥しているものが多く感じました。

Red and Green Kangaroo Paw in Kings Park (筆者撮影)

綺麗に整備がされているトレイル

国立公園内や海岸線沿いは自転車や歩行者用の道が綺麗に整備されています。よって車で目的地まで行き、そこからは自転車または徒歩で花々を楽しめます。自転車用と歩行者用の道は自転車はもちろんのこと、車椅子、ベビーカーが必要な人でも楽しむことができます。そのため春の週末は家族連れでとても賑わっています。屋外でもバリアフリーが徹底されているのは、アウトドア好きの国民性が関係しているのかもしれません。

ボタニカルガーデンへ足を運ぶだけで楽しい

トレイルをするほどの情熱はないなと感じる人でも、ボタニカルガーデンに足を運べば、オーストラリア全土のワイルドフラワーが植えてあります。無料のフワラーガイドツアー、展覧会、野外ライブ、ファッションショーなど、ワイルドフラワーに関するイベントを楽しめます。ボタニカルガーデンであれば綺麗なトイレ、子供が遊べるプレイグラウンド、カフェ、レストランがあり、より身軽にワイルドフラワーを楽しむことが出来るでしょう。

《参考サイト》
Top 10 Spots to See Wildflowers | Western Australia.com
Kings Park Festival | The Botanic Gardens and Parks Authority
(意訳:アテナミ)

登山、サイクリング、バイクツーリング、シュノーケリング好きの30代。 槍が岳、穂高、白馬をはじめとした日本アルプスから丹沢、大岳山、川乗山など関東近郊の山、谷川岳、妙高などの北関東の山など幅広いジャンルの山を登っています。 現在はオーストラリア在住。新しくサーフィンとスケボーを始めてみました。

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です