伊豆諸島9島を全島制覇し、その島を紹介する『伊豆諸島全島制覇企画』。その総括としての「伊豆諸島全島をアイランドホッピング」計画の最終回。ここまで6島をホッピングして、残りは3島! 伊豆諸島を巡り景色のいいところでビールを飲む『ビールおじさん』による、アイランドホッピングの旅スタート!
※あくまでも机上の空論ということで、何卒ご了承を

【白い砂のサーフィンアイランド・新島】
次の島は『新島』。7時半頃に到着。エメラルドブルーの海と白い綺麗な砂浜が広がる島。夏には多くの海水浴客が訪れる。白い断崖が続く『羽伏浦海岸』は、国際大会も開かれるサーフィンの聖地だそうだ。

白い砂浜が続く羽伏浦海岸
白い砂浜が続く羽伏浦海岸

通行できないトンネルもあるが、オススメの移動手段は自転車。レンタサイクルでのんびり島内を巡るのがいい。

どことなく洋風のリゾートを思わせる島内だが、島のいたるところに奇妙な像が立っている。これらの像は『モヤイ像』。新島の観光シンボルを作ろうという思いで1980年代に作られた。渋谷駅の待ち合わせスポット・モヤイ像は、新島から送られたその中の一体。何十体と像が並ぶ姿は、ちょっとした珍風景。

島のいたるところにモヤイ像
島のいたるところにモヤイ像

奇妙と言えば(すみませんw)、温泉施設『浜の湯露天温泉』も外せない。和風の名前からは全く想像のできない、ギリシアの神殿を思わせる奇妙な建造物が、実は無料の露天風呂。水着を着て入るこの温泉は、海水浴やサーフィン後の冷えた体を温めてくれるかなり快適な温泉。足湯もあって、こちらも気持ちいい。

ギリシアの神殿を思わせる温泉
ギリシアの神殿を思わせる温泉

美しい海と砂浜を持つ、奇妙なリゾートアイランド。新島に1泊(10泊目)。

羽伏浦のメインゲートで
羽伏浦のメインゲートで

取材記事

関連情報

【伊豆諸島最小の島。海と温泉のアイランド・式根島】
次は『式根島』に渡る。ここは新島と式根島を結ぶ連絡船『にしき』を利用する。10分程度の船旅。

式根島はアップダウンの少ない平坦な島。港から集落につながる坂はキツイが、小さい島内の移動は自転車がオススメ。4キロ平方メートル程度の小さな島。のんびり島内を巡るのもいい。洋風の新島と違い、こちらはどこか和風の感じがする。

神引展望台からの綺麗な海
神引展望台からの綺麗な海

式根島は釣り、ダイビング、シーカヤックといったマリンアクティビティが楽しめる島。リアス式海岸に囲まれた島には4つの海水浴場があるが、綺麗に整備されていて海水浴客に優しい。そんなところもマリンアクティビティの島らしいところ。

泊海水浴場。夕日も美しい
泊海水浴場。夕日も美しい

島内に無料で入れる露天温泉が3ヶ所あり、温泉の島としても有名。代表格は海岸の岩場にできた『地鉈温泉』。源泉80度なので普通だと入れない。潮が満ちてきて海水と混じった時に、ちょうどいい温度になった場所を探して入る、自然感たっぷりの温泉。温泉まで降りる谷が、V字に鉈で切ったような形になっているとことから、この名前がついたそうだ。

鉈で切ったような谷。この先に温泉がある
鉈で切ったような谷。この先に温泉がある

海と温泉の和風なリゾートアイランド。式根島に1泊(11泊目)。

夕日を見ながら
夕日を見ながら

取材記事

式根島からの寄稿

関連情報

【神々が集うという島・神津島】
いよいよ最後の島『神津島』へ。東海汽船の大型船で式根島から向かう。
島のシンボル『天上山』を中心に広がる神津島。島民が暮らす集落は一つで、そこから各スポットへは多少距離がある。村営のバスもあるが、オススメの移動手段はレンタカー。しかし集落の中は細い道が入り組んでいるので、慣れない観光客が車で入るのはオススメしない。

前浜海岸と集落。天上山には雲がかかる
前浜海岸と集落。天上山には雲がかかる

神津島は綺麗な海でも知られる。広い砂浜が広がる前浜と多幸湾は、夏場は海水浴客が多く訪れる。島の北側にある『赤崎遊歩道』は、岩場の海岸沿いに作られた木製の遊歩道。入江には魚も多く、絶好のダイビング・シュノーケリングスポット。飛び込み台もあり、トップシーズンは楽しそうな声が響く。

赤崎遊歩道。夏は絶好の水遊びスポット
赤崎遊歩道。夏は絶好の水遊びスポット

島のシンボル『天上山』も行っておきたいスポット。1日かけてしっかり登るコースもあるが、6合目まで車で行き、頂上まで30分で行ける最短コースもある。神々が集まって伊豆諸島を作ったという神話が残るこの天上山。神々が集まったとされる『不入が沢(はいらないがさわ)』は、どこか神聖さを感じる。その先の頂上からの眺めは最高で、四方が絶好のビュースポット。

天上山山頂からの眺め
天上山山頂からの眺め

海と山、両方楽しめるアクティブアイランド。神津島に1泊(12泊)。

天上山山頂で
天上山山頂で

取材記事

神津島からの寄稿

関連情報

【さて、帰るか】
午前中出港の船で東京・竹芝へ。東京湾に入り、日没も迫る時間帯。羽田空港に次々と着陸する飛行機が見られる。風向きによって、船の上を通過する場合もある。なかなかアガる景色。
再びレインボーブリッジをくぐると、いよいよ旅の終わり。

羽田空港に着陸する飛行機
羽田空港に着陸する飛行機

ちょっと補足を。
南側航路の船が北側航路の伊豆大島を経由するのは限られた期間なので、ほとんどの場合は一旦竹芝に戻り、そのまま北側航路の船に乗船、船内で一泊して伊豆大島に行くという行程に。
また、北側航路は時期により大型船が週末だけの運航になるので、その時はジェット船を使うことで、この計画のような行程が可能になる。
今回の企画のルールからは外れるが、全島を一気にホッピングすることはできる。

別の移動手段として、伊豆半島の下田と利島・新島・式根島・神津島を結ぶ『神新汽船』があり、その島間で利用してみても面白い。

天候などにより欠航や航路変更があるのが船旅。急に予定がくるってしまう可能性もある。そんな時は、「これが船旅の醍醐味」と、余裕を持って行程の変更を。「無理はしない」が原則。

【楽しい伊豆諸島の旅を!】
そんなわけで、伊豆諸島全島アイランドホッピングには、順調に行って12泊12日。なかなかハードな旅だが、一つの楽しみ方としてはアリだなと。ただ、この計画はあくまでも計画。この通りにいかない場合が多々ある。その点はご了承を。

同じ伊豆諸島と言っても、伊豆諸島9島、それぞれの島で違った魅力がある。一つの島の魅力をじっくり楽しむ旅も、いくつかの島をアイランドホッピングして違いを楽しむ旅も、どちらも魅力がある。自分にあった島、自分にあった楽しみ方を見つけてみては。

楽しい伊豆諸島の島旅、船旅を!

島を離れる船上で
島を離れる船上で

伊豆諸島の島旅・船旅に関する情報は、『東海汽船』Webサイトで。

Nature Service 正会員 島事業リーダー
酒と音楽をこよなく愛する自由な情報設計者。島での楽しみ方は素潜り。綺麗な海を見ると潜りたくなって仕方ないらしい。潜った後のビールと、民宿のご飯が大好物。ビールおじさん。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です