はじめに

ナイフの話をする前に、キャンプにはそれぞれスタイルや種類といったものがあります。まず、キャンプの種類としては、グランピングブッシュクラフトに分けられると思います。人数で分けると、グループキャンプとソロキャンプにカテゴリー分けすることができます。

しかし、キャンプスタイルは千差万別で、今回は大きなテントでポータブル電源を持参してグランピングのような快適キャンプにしようとか、次回は、タープ泊で物を少なくしてブッシュクラフト寄りのキャンプにしようとか、考え方はそれぞれです。ちなみに、私は、ブッシュクラフトもグランピングもどちらも経験したい派です。

さて、ナイフの話しに戻りますが、キャンプの種類とナイフの必要性の有無には関連性があり、グランピングをメインにしている方にナイフは必要ないかも知れません。ですが、これから焚き火やブッシュクラフトを始めたい方にはぜひこのモーラナイフをおすすめします。

ナイフと鞘がついてます。男性だとズボンのベルトに下げられる仕様になっています。

キャンプでナイフが活躍する場面とは

キャンプでナイフが活躍する場面は、焚き火をする時だと私は思っています。キャンプといったら焚き火といっても過言ではない程、焚き火はキャンプの定番です。その為には、ナイフを買うことをオススメします。なぜなら、使える場面が多いからです。

斧や鉈のように太い木をパワフルに切ることは出来ませんが、バトニングやフェザーステック作り、ファイヤースターターでの火起こしは出来ます。(バトニングは薪をナイフで細く切ること。そのバトニングした細い薪にフェザー、つまり”羽根”を作る事をフェザーステックと言います。)

フェザーステックは着火しやすいので、ファイヤースターターやガストーチ等で火付けをするといった一連の作業ができます。そうやって上手く火が育てられれば太い薪でも火が付きます。これがたまらなく無心になってしまって楽しいんです。また、慣れてくればタープのポールを木で作るときに先端をナイフで削いで尖らせることも出来ます。このようにナイフ一本あれば、マルチに色々な事ができます。

下手ですがフェザーステック作ってます。

おすすめのナイフはどれ

ナイフといっても多くのメーカーが出していて、ブッシュクラフトに適したナイフである必要があります。そんな中でオススメしたいナイフが、モーラナイフヘビーデューティーです。モーラナイフは、スウェーデンのナイフブランドで創業125年を誇る老舗のナイフメーカーです。価格も2,000円〜3,000円と手頃でコスパ最強だと思います。もちろん、バトニングやフェザーステック作りも出来ます。

モーラナイフにはナイフの種類がいくつかありますが、おすすめなのが、ヘビーデューティーと呼ばれるナイフです。ヘビーデューティーは、刃厚3.2ミリと厚みがあるので、刃が折れる心配はほとんどありません。しかし、ヘビーデューティーはシースナイフ(刃のブレードと鞘が一体構造となっているナイフ)ですので、あまり雑に扱うと壊れる可能性もあります。

その時は、フルタング(刃のブレードが鞘に挟まれているナイフ)と呼ばれるナイフを買うのも選択肢の一つです。しかし、ナイフの入門といえばヘビーデューティーと言われているくらいなので、最初の1本にして損はないと思います。

刃厚はこのように厚みがあるので頑丈です。

まとめ

焚き火をする際は、バトニングやフェザーステックを作ることが多くなります。ファイヤースターターで着火する時も、ナイフを使うことがあります。ブッシュクラフトにおいて、ナイフはかなり重要です。マルチに使えますし、斧や鉈に比べてナイフは小さく持ち運びも便利です。

私も、キャンプの際は必ず持っていくギアの1つになりました。これから、焚き火やブッシュクラフトを始めたいという方には、モーラナイフヘビーデューティーをオススメします。これを持ってキャンプ場の自然の中で焚き火の準備をして、焚き火の炎見るだけでも楽しいですし、ファミリーならマシュマロを焼いてみたりすると楽しく過ごせます。ぜひ皆さまも自然の中で遊んでみてはいかがでしょうか。

夜の焚き火はたまらなく楽しい。見てるだけで癒やされます。
Nature Serviceのキャンプ場

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