静岡県富士宮市にある「白糸の滝」は天下の名瀑として、日本の滝百選に選ばれています。そんな日本の名瀑に数えられる白糸の滝は、富士山の雪解け水が流れ落ち、神秘的なパワースポットとして有名な滝です。
今回は、白糸の滝を訪れる際に抑えておきたいポイントと、滝が身体に与える影響についてご紹介します。
富士山の雪解け水がつくる国の名勝「白糸の滝」
白糸の滝は、高さ20m、幅150mの滝幅からまるで絹糸を垂らしたような、きめ細かな滝が流れています。このような様子から、白糸の滝と名付けられたそうです。
白糸の滝の水は、富士山の雪解け水。直接崖から流れ出ている姿は、なんとも美しいです。また滝の水量は、富士山に積もった雪や、雨の量によって変化します。日によって見え方や、ごうごうとした響きの聞こえ方が変わるのを楽しめますね。
白糸の滝に着き、まず富士山が出迎えてくれました。この日、初めて富士山を生で見ました。少し雲がかっていましたが、息をのむ美しさでした。
お茶屋さんでゆったりと静岡を味わって
白糸の滝から歩いてすぐの場所に、お茶屋さんを発見。私は、静岡県に引っ越してからまだ静岡のお茶を飲んでいませんでした。白糸の滝の敷地内にあるお茶屋さんの看板を見て「こんな幻想的な空間で、本場のお茶が飲めるなんて…」と、感動したのを今でも覚えています。
しかし、訪れたときは閉店間際。わずか10分程の滞在時間でしたが、滝をながめながら普段味わうことのできないおいしいお茶と和菓子をいただけるぜいたくなひと時に、大満足でした。
白糸の滝を訪れた際は、マイナスイオンを浴びながらお茶をしませんか。また、白糸の滝周辺には、お食事処やおみやげ屋さんなどがあり、滝を見るだけではなくグルメも楽しめます。
神聖な空気を感じられるパワースポット
展望台近くには、お鬢水(おびんみず)というパワースポットがあります。お鬢水は、湧き水がたまる場所であり、滝が勢いよく流れる轟音とは反対に、静かな空間。源頼朝が、水面に映る顔を見ながら乱れた髪を直したことから、お鬢水と名付けられたそうです。
しかし当時の私は、白糸の滝についてリサーチ不足だったため、お鬢水に行きませんでした。この記事を書きながら、リベンジしてみようと思っています。しかし、ここは霊泉・霊場としても有名だそう。行ってみたい気持ちと、遠慮すべきか迷いが出てきました。
浄化スポットとしてパワーを感じられる場所だと思うので、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
マイナスイオンで心と体を休ませて
滝は、ながめているだけで心が落ち着きますよね。なぜリラックスできるのでしょうか。それは、滝の流れる音とマイナスイオンが深く関わっているからです。滝の流れる音は、1/fノイズという低周波を放っています。したがって、心を安定させることにつながるのです。また、同時にマイナスイオンを浴びることで、自律神経が整えられ、たまった疲れを癒やしてくれます。
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日々の生活では、スマートフォンやパソコン、家電製品など多くの電子機器に囲まれています。こうしたプラスイオンの環境に居続けていると、心身に悪影響を及ぼしかねません。
マイナスイオンを存分に浴びられる幻想的な白糸の滝で、ゆったりとした時間の流れを感じてみませんか。
北海道の田舎育ち。幼少期から自然とのふれあいが大好きです。ハネムーンキャンプをきっかけに、週末キャンプが楽しみに。おしゃれキャンプに憧れつつも、素朴なキャンプを満喫中。今後は引っ越し先である、静岡県の自然の良さを見つけていきたいです。
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