キャンプに興味はあるけれど、家族で泊まりとなるとちょっとハードルが高いとお感じになるかもしれません。そんな時は、手軽にできるデイキャンプに行ってみてはいかがでしょうか。
デイキャンプの持ち物
泊まりキャンプの場合、テントやマット、人数分の寝袋、夜になればランタンなどの照明も必要になります。準備する食材も多く、保存するクーラーボックスも大型のものを用意しなければなりません。
でも、デイキャンプであれば必要最低限の道具でよいので、初期費用を抑えられるだけでなく、道具の収納場所にも困りません。
さらに、キャンプ場によって手ぶらで行けるプラン、食材だけ用意するプランといったお手軽なものもあるので、デイキャンプは忙しい人でも気軽にできる、オススメの休日の過ごし方です。
では、デイキャンプに持って行く道具はどの程度用意すればよいのでしょうか。
デイキャンプに必要な持ち物をご紹介します。
<デイキャンプの持ち物>
空間を快適にするもの
- サンシェード、タープ(日よけ)
- テーブルとイス
ご飯を楽しむもの
- 食材
- BBQグリル
- クーラーボックス
- 炭や薪
- 調理器具(包丁、まな板、トング)
片付けに必要なもの
- 金たわし、スポンジ、洗剤
- ごみ袋
大型のアイテムは必要ないので、持ち運びも簡単、準備も楽にできます。ぜひこの機会にアウトドアショップに足を運んでみてはいかがでしょうか。
デイキャンプの楽しみ方
自然の中で食べるご飯のおいしさ、自然の中で遊ぶ楽しさ、あえて何もしないぜいたくさ、デイキャンプの魅力はさまざまなものがあります。
- 自然の中で食べるご飯
デイキャンプの最大の魅力は、何といっても自然の中で食べるご飯。炭で火を起こし、網の上で肉や野菜を焼く。普段、おウチではできないこういった経験が魅力の一つです。
子供がいるご家庭は、ただ炭で焼くだけでも、子供にとって特別な体験になります。炭に火を付けることや食材を焼くことを子供に担当してもらえば、責任感が生まれ張り切ってお手伝いしてくれることでしょう。
- 自然の中で遊ぶ
広い野原でボールやフライングディスク(フリスビーなど)を投げて遊んだり、川遊びをしたり、森の中を散策したりするのも楽しいですよね。
普段あまり運動をしていない人こそ、都会の喧騒から離れ自然の中で思いっきり体を動かしてリフレッシュしましょう。適度な運動は、血流が良くなり脳が活性化し、気分が明るくなって、ストレス発散につながります。
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- あえて何もしないというぜいたく
日頃の忙しさに追われ、いつも「何かしなきゃ」「あ、そろそろ時間だ」と心がざわざわしていませんか?ストレスを解消させるためには、体を休めるだけではなく、脳や心も休ませてあげることが必要です。
脳がリラックスしている状態は、脳からアルファ波が発生している時だと言われています。このアルファ波の発生を促すのに有効なのが、自然界にある川のせせらぎや雨音、鳥の鳴き声などの音なのです。
また、脳がリフレッシュし情報を整理するのは、何もしていないぼーっとしている時だと言われています。しかし、日常の生活では「何もしない時間」というのはなかなかもてないですよね。
そんな忙しいあなたにこそ、心身ともにリフレッシュする時間が大切です。
デイキャンプに行って自然の中に身をおき、自然の音に耳をかたむけ、何もしないぜいたくな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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家族の絆を深める
夫婦や家族の絆を深めるために重要なこと、それは共通の趣味をもつことです。忙しく過ごす日常では、夫婦の会話が少なくなりがちですが、共通の趣味があると自然と会話が増え、楽しい時間を共有できます。これを機に、デイキャンプという共通の趣味をもってみるのもいいですね。
今回は、忙しいあなたに向けたデイキャンプの魅力をご紹介しました。普段のお仕事や子供の習い事などで、なかなか気を休める機会がなく、慌ただしい日常を過ごしている人も、休日は自然に触れることでリフレッシュしてみませんか。
山形の海をみて育ち、今は家族と千葉で暮らす、アウトドア好きの2児の父。妻と共に子どもの成長を見守り、コーヒーを飲みながら語らうのがいちばんの幸せ。夢は妻とキャンピングカーでのんびり日本一周をすること。