英国マンチェスターでは2021年の夏に水不足に陥り、水道局より節水の呼びかけがありました。湖水地方では過去130年で最も乾燥した6カ月となったようです。夏の間乾燥した暖かい日が続いたこと、またコロナ禍で在宅ワークが増えたことや近場のお出かけが増えたことなど、人々の行動スタイルが変化したことも影響したようです。

天候に左右されずに生活するために、今私たちができることは何でしょうか。

気候変動の影響?

ロンドンには霧や雨の印象を持つ人も多いでしょう。マンチェスターはもっと雨の日が多いため、水には困らないと思っていました。実際は最近の夏は涼しくて過ごしやすく、天気もよくて快適です。でもそれは気候変動の影響を受けているのかもしれません。

昨年の夏は過去130年で最も乾燥した夏だったようで、水不足となりました。マンチェスターは湖水地方の貯水池から水を引いており、9月頃には通常70%ほど貯水されているはずが、34%〜40%ほどの水しかないという状況でした。何日か雨が降っても人々の消費量に追いつかず、なかなかたまらないとのことでした。

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ちょっとした行動が大きな効果を生む

コロナ禍での人々の行動変化も水不足を加速させたようです。在宅ワークの増加や近場のお出かけが増え、ローカルエリアでの水の消費が増えたのでしょう。私たちの行動の変化が思いもよらないことに影響することがあります。その一方で、少しの行動で大きな効果を生むこともできるのです。イギリス水道局では簡単に水を節約する方法を紹介しています。

  • シャワーの時間を1分短くする → 12リットルの節水
  • 歯を磨くときに蛇口を閉める → 24リットルの節水
  • 洗濯の回数を1回スキップする → 50リットルの節水
  • ガーデンで雨水をためて使う → 200リットルの節水
  • 水漏れを直す → 最大400リットルの節水

12リットルはティーカップ48杯分になるよと呼びかけています。ティーカップの分量に例えるところはなんともイギリスらしいですね。また、4分のシャワーをお風呂に切り替えたり、洗い物の際におけを使ったり、日常のほんのささいなことでもみんなで協力して行えば大きな効果があるようです。

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11月頃には雨も降り始め、人々の行動のおかげで少しずつ貯水量が回復してきました。しかし貯水池に水がたまるのには時間がかかります。安定した水の供給を続けるためには、天候に左右されないことも必要です。日々の小さな心がけが何よりも大切です。大切な水をみんなでずっと守っていきたいですね。

(参照URL)
https://www.unitedutilities.com/help-and-support/save-water/water-saving-tips/

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