私たちの生活に欠かせない水。人間だけでなくガーデンの植物たちもたくさんの水を必要とします。しかし昨今の気候変動により、安定した水の供給がさらに難しくなっているのが現状です。

イギリス園芸協会のRHSでは、植物を育てるために使用する水をできるだけ少なくするいくつかの方法を紹介しています。木くずを使った方法、雨水を利用する方法、水やりを工夫する方法など、私たちが今すぐできること、そして続けていけることは何でしょうか。

木くずでマルチング

マルチングとは、植物を植えた土の表面を覆うことです。日本では畑などで紙やプラスチックが使われることもあるようですが、ウッドチップやバークチップなどの自然素材を使用することで、環境汚染の心配も少なく見た目も自然でおしゃれです。

マルチングすることで水の節約になるだけではなく、雑草を抑制し、土壌改善にも効果があるとされています。そしてマルチングをすることにより、夏は水分を保持し、冬は植物の根を保持するのにも役立ち、手間を減らしながらきれいなガーデンを保つことができます。春の半ばから終わりにかけて、または秋ごろに行うのがおすすめのようです。

関連記事:ガーデニングを通した自然とのふれあい。その良さは意外とたくさんあったのです!

雨水タンクを使って効率的に

雨水タンク(ウォーターバット)を使って雨水をためる方法はとても効率的だと紹介されています。缶や瓶でもできるのですが、たくさんの水をためるのはなかなか難しいです。

安定しない気候により、雨が降らなかったり逆に降りすぎたりすることもあります。そんな不安定な環境を自ら調整することができるのです。また、ためた水があれば災害時や緊急時にも役に立ちそうです。

関連記事:発展途上国が抱える水問題について | SDGsからキレイな水のありがたさを知る

水やりのちょっとしたコツ

まずは水やりを朝にすること。植物にとっても朝が適している場合が多いですが、水の需要がピークになる夕方よりも、比較的需要の少ない朝に水を使用することで水の供給の安定に協力できるとのことです。

また、水を与える量を減らして植物を訓練することも可能だそうです。植物は少ない水の量にだんたんと慣れていき、ゆっくり飲むことを学びます。

まとめ

どれも簡単なことですが、水を大切に使うためには必要なこと。気候変動により、予測ができない自然現象に戸惑うこともありますが、自らの行動で安定した生活を心がけていくことも大切なのでしょう。ちょっとしたことでも今すぐできてずっと続けられること、皆さまも始めてみませんか。

関連記事:配送から考えるSDGs。ガーデンの花でサスティナブルなブーケをつくる!

(参考)
https://www.rhs.org.uk/gardening-for-the-environment/water
https://www.rhs.org.uk/science/gardening-in-a-changing-world/water-use-in-gardens

コメントを残す