自然と触れ合う機会を増やしていくことをおすすめしているNature Serviceでは、最近話題になっているSDGsの取り組みに関する情報を積極的に発信していきたいと考えています。SDGsとはSustainable Development Goalsの略であり、「持続可能な開発目標」を意味しています。
「貧困」や「自然環境」「健康」などといった課題に対して世界各地が一丸となり、目標を達成できるように取り組んでいます。SDGsには17個の目標がありますが、そのなかでもNature Serviceとの関わりが強い7個(No.6、 No.7 、 No.11 、 No.12 、 No.13 、 No.14 、 No.15 )をピックアップし、概要とわたしたちが今からでもできることをお伝えしようと思います。
6.安全な水とトイレを世界中に
「安全な水やトイレを誰でも使用できるようにしていこう」ということを目標にしています。日本ではキレイな水を気軽に使用できますが、これは決して当たり前なことではありません。なかには、キレイな水を使用する環境が整っていない国もあります。CMやテレビで見るような、泥水に近い水を飲んで暮らしている国が存在しているのが現状です。
わたしたちにできることは、海や川にごみを投げ捨てないで、これ以上水質を汚さないようにすることです。
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7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
「安全なエネルギーを誰でも利用できるようにしよう」ということを目標にしています。わたしたちは電力などのエネルギーを当たり前のように使用しています。電気を使って夜でも明るく過ごすことができますが、それを使用できずにまっ暗な夜を過ごさないといけない国もあります。
わたしたちにできることは、必要以上の電気は使わず、節電に励んでいくことです。
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11.住み続けられるまちづくりを
「安全に暮らせて、大気汚染やごみの処理に配慮したまちづくりをしていこう」ということを目標にしています。ごみのポイ捨てや近隣の自然への不法投棄は、テレビでも話題になっていることが多いです。実際にポイ捨てをしている場面を見かけることがありますが、決して気持ちの良いものではありませんね。
わたしたちにできることは、ごみの分別やポイ捨てをしないことはもちろん、落ちているごみをごみ箱に入れてあげることです。
関連記事:日本が抱えるごみ問題について|SDGsからみた高齢化の影響と観光ごみについて
12.つくる責任 つかう責任
「生産側も消費側も、環境を配慮できるよう責任を持った行動をしていこう」ということを目標にしています。今の時代は食料が豊富になったので、食べ物に困ることは少なくなりました。しかし、飽食であるがゆえに捨てられる食料も増えていきました。
わたしたちにできることは、必要以上の食料や資源は抱え込まず、ムダのない消費を行っていくことです。
13.気候変動に具体的な対策を
「気候変動に対してできることから行動を起こしてみよう」ということを目標にしています。地球温暖化が進み、昔より気温が少しずつ上昇してきています。とくに夏の時期はとても暑く、クーラーがないとすぐに熱中症になりそうですよね。
わたしたちにできることは、車の運転や電力の使用を最小限にとどめ、自然を大切にすることです。
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14.海の豊かさを守ろう
「海の生物を大切にし、豊かな環境を守ろう」ということを目標にしています。過去のニュースで、カメの鼻にストローが刺さるという痛ましいニュースがありました。プラスチックなどといった資源は、海に住んでいる生物にとって危険なものだと気付かされました。
わたしたちにできることは、海へのごみの投棄はせず環境にやさしい資源の使用に切り替えていくことです。
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15.陸の豊かさも守ろう
「地上の豊かな環境も守るために、生物や植物を大切にしていこう」ということを目標にしています。先進国では都市化が進み、わたしたちの暮らしは便利になっていきました。その反面、森林伐採などによって自然の生態系のバランスが崩れてきています。また、他の国では自然の砂漠化もみられています。
わたしたちにできることは、生物を大切にし、身近な花や植物を育てていくことです。
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まとめ
SDGsは世界規模の取り組みであることは間違いないですが、一人ひとりの協力があって成立するものです。どんな目標でもまずは目の前の課題を達成していくことからはじまります。わたしたちも自然との関わりを深めるために、できることからはじめてみませんか?
ゆるく自分らしく生きることが人生の目標。趣味は旅行や読書。
将来の夢は自然豊かな場所でスローライフを送ることです。