こんにちは。日本各地を時々ふらっとバイクにまたがってキャンプしている風呂巫女です。

ワンタッチテント以外のテントを建てる場合、必要になるのがペグですよね。一番強度があって「どこでも使える」という信頼性が非常に高いペグがスノーピークの「ソリッドステーク」を始めとした鍛造ペグです。

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このペグではないですが、私にも鍛造ペグをとても愛用していた時期がありました。鍛造ペグというものは本当に良いです。貫通力がピカイチです。コンクリ以外なら大抵刺さるので、野営場所を選びません。

しかし、私が最終的にたどり着いたペグは鍛造ペグではなくこちらでした。

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UNILAMEのステンレスペグです。

なぜ私がこのペグを旅の相棒の1つとして加えたのか、その理由について説明していきたいと思います。

UNIFLAMEのステンレスペグを選んだ理由①
かさばらない

UNIFLAMEのステンレスペグは一つ一つが薄く、重ねて収納することができます。

この形状がとても重宝するのです。

私が持っている鍛造ペグとUNILAMEのペグを各10本束ねた太さを比較してみましょう。

差が歴然です。

UNIFLAMEのステンレスペグであれば片手で10本を全て束ねることが余裕をもってできます。

鍛造ペグの場合、一本一本が太い棒になっており、フックのような形状の部位が邪魔をして結果的にかさ張ります。そのため、片手で束ねようとするといっぱいいっぱいです。

特に私はバイクで旅をしているので、どれだけ荷物を小さくしてぎゅっと詰め込めるかが鍵です。たかがペグですが、されどペグです。少しでもかさが減れば、それだけ隙間をたくさん生み出せ、パッキングの効率化に繋がります。

UNIFLAMEのステンレスペグを選んだ理由②
鍛造ペグに比べて圧倒的軽さ

バイクでのキャンプにおいて、登山でのキャンプほど重さは重要視されない傾向にあると思われがちですが、私はバイクでのキャンプこそ重さを大切にすべきと考えています。バイクはバランスで乗る乗り物ですので、荷物が重ければ重いほど、重心の位置が変わり、それだけで運転した時の感覚が変わります。

なぜ、バイクでキャンプをするのでしょう。走る喜びを感じながら、より遠くに行くためではないですか。ですから、キャンプ道具はバイクのライディングを邪魔しないように、より軽くあるべきです。

私が愛用しているテントはワンポールテントで、最大ペグを11本使います。

鍛造ペグですと11本集めると重さは2090g、UNIFLAMEのステンレスペグの場合ですと11本で550gとなり、鍛造ペグの約4分の1で済ませることができます。

UNIFLAMEのステンレスペグを選んだ理由③
強度と食いつきの良さを兼ね備えた形状

UNIFLAMEのステンレスペグは「V字ペグ」の一種ですが、中央に凸があるため「V」というより「W」のような形状をしています。

そのためただのV字ペグよりも強度が高くできています。砂利まじりの地面に打ち付けてもほとんど曲がりません。先端が丸いため、がりがりに凍った地面に打ち付けるのは難しそうですが、土や石の地面であればまず問題にはならなさそうです。

また、非常に地面への食いつきが良いのです。

鍛造ペグはつるっとした棒のような形状のため打ち込みやすくはあるのですが、柔らかい砂地での設営では工夫しないと簡単に抜けてしまいます。

私は毛無峠で野営をするのが大好きなのですが、あそこの地面はとても柔らかく、風もとても強い場所です。鍛造ペグで野営していた頃は、寝ている時に強風を受けて張り網の一部がすっぽ抜けたこともありました。しかし、UNIFLAMEのステンレスペグに変えてからは一度もありません。

日本国内でキャンプして回るならUNIFLAMEのステンレスペグで充分

鍛造ペグの貫通力は偉大です。がりがりに凍った雪であろうと貫通します。

キャンプギアは「いざという時にいつでも使える」という信頼性が何よりも大切なものですから、鍛造ペグは信頼性においては抜群ではあると思います。

しかし、日本国内でキャンプをして回るという観点から考えると、鍛造ペグを使わなければならないほどの固い地面で野営しなければならないシチュエーションはそう多くはないと思っています。日本のキャンプ場や野営適地の地面ならば、UNIFLAMEのステンレスペグほどの強度と性能があれば必要十分ではないでしょうか。

もしもの時に地面を貫通させるための鍛造ペグを1本だけ用意しておき、基本はUNIFLAMEのステンレスペグを使用するというのが良いかもしれません。

皆さんもお気に入りの道具を見つけて、キャンプへ出かけるのはいかがでしょうか?

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