夏は好きですか?夏の暑さを考えただけで憂鬱になる人もいるのではないでしょうか。冷房の効いた室内で夏をやり過ごすのも一つの方法ですが、それはちょっともったいないかもしれません。夏には他の季節にはないさまざまなメリットがあります。今回は「7 Simple Summer Health Benefits」と「8 Great Health Benefits Of Summer (But Watch Out For The Pitfalls)!」の記事を参考に、夏の恩恵を受けて健康的に過ごす方法を紹介します。
太陽の光を浴びる
夏といえばギラギラ輝く太陽と暑い日差し。日焼けや紫外線は気になりますが、太陽の光は悪いことばかりではありません。
日光を浴びることでビタミンDの生成が促されます。ビタミンDは、免疫機能を調整したり強い骨を作ったりするうえで欠かせない栄養素です。また、癌を予防する効果があるとも言われています。さらに、日光は幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの放出を増加させるので精神面の安定にもつながります。
冬の間は、太陽の出ている時間が短いためビタミンDの生成、セロトニンの分泌量が下がってしまいます。また、体内時計も狂いがちで、質の良い睡眠がとれなくなります。夏の日光を浴びることで、これらが再調整され、活動的で健康的な体を取り戻すことができます。
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裸足で歩く
夏になると裸足で歩く機会が増えますが、裸足で歩くことは健康にとても良い効果があります。
その一つはマッサージ効果です。足の裏には健康と関わりのあるツボがたくさんあることはよく知られていますが、裸足で歩くことで無料の足ツボマッサージが受けられるのです。砂や岩のある海岸や川岸、でこぼこした舗装されていない道などを裸足で歩くと、自分の体重で自然に足ツボを刺激することができます。
裸足で歩くことでもう一つ得られるのは、グラウンディングによる効果です。グラウンディングとは、地面に直接触れることで心や体を癒やすヒーリング手法の一つで、その効果は科学的に証明されてきています。地球との一体感を感じながら裸足でゆっくり歩くことで、ストレスや不安が軽減されたり、心血管疾患や筋肉の損傷が改善されたりすることがわかっています。
新鮮なものを食べる
夏は新鮮な野菜や果物の宝庫です。夏の日差しが作物の成長を促し、さまざまな種類のものが市場に出回ります。夏の太陽の光をたっぷり浴びて育った野菜や果物は、他の季節のものと比べてより豊富な栄養素が含まれているので、特に健康に良いのです。
また、夏が旬の枝豆やいんげんなどの豆類を食べると、植物性エストロゲンという天然の化合物を摂取することができます。植物性エストロゲンは、女性ホルモンと同じような働きをするので、特に女性の健康維持のために良いとされています。夏の新鮮な食材を探して市場や農家の直売所を巡ってみるのもおすすめです。
まとめ
夏という季節には、夏にしか得られないさまざまなメリットがあります。暑いからといって冷房の中で涼んでばかりいるのではなく、夏の恩恵を受けに外に出てみてはいかがでしょうか。
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(参考)
7 Simple Summer Health Benefits
8 Great Health Benefits Of Summer (But Watch Out For The Pitfalls)!
田舎育ち18年、都会暮らし28年、海外暮らし5年。どこにいても緑と土が必要で、ときどき「山が見たい」と駄々をこねます。老後はヨット好きの主人と海と山の両方が見える場所に住みながら、世界各地を旅したい欲張り50代です。